行列のできるお店をよく目にしますが、ほとんどの場合、駅前など、それなりに人が行き交う場所にありますよね。
ですが、今回紹介するイザリCafeは、超の付くド田舎に店舗を構えています。
ド田舎にもかかわらず、毎日行列ができているのです。
これは、新しいお店にありがちな、物珍しさなどからできる行列ではなく、本当に美味しいからこそできる行列であることの証明なのだ!
山道を堪能
徳島県の阿南市にあるイザリCafe。
伊座利というのは、地名になるのですが、ここは漁村集落であり、人口は都市部に比べて当然少ないです。
スーパーやコンビニもほとんどありません。
冒頭で述べた通り、超の付くド田舎に位置しており、東京や大阪など都会に住む人からするとかなり、なんというか新鮮だと思いますよ。
まず、伊座利カフェに到達するためには、山道を超えていかなければなりません。
車幅の狭い道もありますし、私のような運転の苦手なものからすると、結構大変です。
結構大変ですが、車はほとんど通っていないので、安心と言えば安心です。
何より、ふんだんに自然を味わうことができるので、気持ちが自然とリラックスしてきます。
普通、目的地に到着するまでに、時間がかかりすぎれば、だんだん嫌な気持ちになってきますが、伊座利の山道は、そういうのが全くありません。
むしろ、ドキドキワクワク感が伴って、とにかく楽しい気持ちになれるんですよね。
なんでしょう、ちょっとした冒険みたいな感じですかね(笑)。
途中、車を停めて、自然を満喫するのもいいですよ。
景色もいいので、スマホで写真を撮れば、インスタ映え間違いなし!
まさかの海
とまあ、こんな感じで、中二病を再発させてくれる、伊座利へ至る山道ですが、すごいのが、ゴール地点、すなわちイザリCafe周辺の環境です。
どういうことかというとですね、ここまで、山道を走ってくるわけですが、最終地点は、海になるんです。
さっきもいいましたが、伊座利というのは、漁村集落なので、海があって当然なのですが、ここまでさんざん山道を走ってくると、まさか、海に出てくるなんて思わないんですよね。
なんというか、プライベートビーチみたいな感じですかね。
とにかく、そのギャップに驚かされますよ。
ボリューム満点のエビフライ
さてさて、なんとかかんとか、到着しますが、この頃にはお腹はペコペコ。
すぐにでも美味しい料理を堪能したい!ですが、そうは問屋が卸しません。
ビックリするくらいの行列ができており、結局、順番が回ってくるまで1時間ほどかかりました。
テーブルに座ったのは、午後2時ごろで、正直お腹は限界を超えてしまっていました。
そんななか、注文したジャンボエビフライ定食(1600円)。
ジャンボというだけあって、いつも私が食べているエビフライとは比べ物にならないくらいジャンボです。
味も絶品で、衣はサクサク、身はプリプリ。
そこに、空腹が相まって、まさに至福の時間を過ごすことができたのでした。
ちなみに、イザリCafeには、ジャンボエビフライ定食のほかにも、ジャンボエビ天ぷら定食や、伊座利御前など、いくつかのメニューが用意されています。
きっとお気に入りの料理が食べられると思いますよ。
ここまで述べてきたように、イザリCafeのジャンボエビフライ定食はボリューム満点で、まさに絶品です。
しかし、イザリCafeの醍醐味は、料理だけではなく、そこに至る過程です。
前述したように、山道を超え、その先に現れる海。
このギャップに、きっと多くの方が驚愕されることでしょう。
特に、都会に住む人なら、これだけでも経験する価値はあると思いますよ。
ぜひ徳島にお越しの際には、イザリCafeに寄ってみてくださいね。
ただし、しつこいようですが、毎日行列ができているので、時間には余裕をもってきてくださいね。
ちなみに、待っている間は、列に並んでおく必要はありません。
店頭に用意された予約表に名前を書いておけば、あとは、周辺を探索したり、車で休んだり、好きなように過ごせばいいですよ。
で、おおよそ自分の順番が回ってきそうな時間に、お店に行けばOKです。