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グルメ

広島県府中市民のソウルフード「府中焼き」

 

 

広島県といえば「お好み焼き」が有名ですが、県内でも地域によって特徴の違うご当地お好み焼きがあります。

 

その中でも今回は広島県東部の府中市で市民の皆さんが愛してやまない「府中焼き」についてレビューをしたいと思います。

 

府中焼きとは?

 

 

定番の広島のお好み焼きといえば、生地、キャベツ、もやし、天かす、豚バラ肉、麺、そして卵というのが一般的な具材かと思います。

 

しかし府中焼きは作り方は変わらないものの、具材がお好み焼きとは少し違います。

 

生地、キャベツ、天かす、麺、卵は同じなのですが、もやしは入れず豚バラ肉の代わりに牛や豚のミンチを入れます。

 

お好み焼きは比較的水分が多めでふわふわ食感になるのと比べて、府中焼きは麺とミンチをカリッカリに焼き香ばしく仕上げ、でも下のキャベツ部分はふわっふわというのが特徴となります。

 

もちろんお好み焼きと同様に、麺のそばをうどんに変えたり、チーズやねぎを加えてみたりとアレンジも様々です。

 

府中焼きは府中市の名物であり、B-1グランプリに出場したり、サイトやマップを作成し取り扱う店舗を紹介するなど、市をあげて広く宣伝活動に力を入れています。

 

店舗へ行って食べるのも良いですが、自宅でホットプレートなどで焼いて食べる家庭もたくさんあります。

 

府中焼きを食べるならこの店で!

 

府中市内には府中焼きを取り扱う店舗が約40件と多くあり、中にはミシュランガイドにも掲載された店舗もあります。

 

取り扱われているのは基本的に府中焼きがメインですが、それぞれの店舗によってアレンジなど特徴が違ってきますが、今回は中でも名の知れた比較的有名な店舗を紹介します。

 

https://twitter.com/GENKI1217

 

まずはミシュランガイドにも掲載された「平の家」さんです。

 

こちらは市内でもとても有名な府中焼き屋さんで、リピーターも多くいつ行ってもお客さんが集い、長く経営されているお店です。

 

一般的な府中焼きは最後に鉄板に卵を広げその上にお好み焼きを乗せて完成となりますが、平の家さんは卵を鉄板には落とさず、最後に上から溶き卵をかけて余熱で半熟にし、その上からねぎとかつお節をたっぷりかけて仕上げるのが特徴です。

 

さらにミンチに使用しているお肉は黒毛和牛と、少しリッチなお好み焼きが味わえます。

 

メニューも通常の府中焼きに加えて、辛麺バージョンやシーフード入り、野菜多めのもの、マヨネーズやお餅、チーズなど具材とトッピングのバリエーションも豊富で、毎回違うパターンで食べてみるのも面白いかもしれません。

 

平の家さんは広島県府中市出口町にあり、アクセスはJR福塩線 府中駅で降りて、徒歩10分強となります。

 

 

続いて紹介するのは、地元のテレビ局でも複数紹介されたことのある、昭和34年創業とこちらも長く愛され続けている「古川食堂」さんです。

 

こちらでは昔ながらの府中焼きを味わえるのはもちろん、そばに唐辛子を混ぜたピリ辛の赤色のそばを使用する「赤ゴジ」というメニューが人気です。

 

トッピングにはこちらも少し変わったエビを使用しており、古川食堂ならではの一品となっております。

 

そしてこちらのお店では府中焼きだけでなく、50年間出汁を継ぎ足して作られ続けている「おでん」もイチオシです。

 

夏にはかき氷も提供されていますので、府中焼きだけでなく、他のメニューと一緒に楽しめるお店になっています。

 

古川食堂さんは広島県府中市府中町にあり、アクセスはJR福塩線 府中駅を降りて徒歩10分となります。

 

今回はお好み焼きと府中焼きの違い、府中焼きの食べられるおすすめのお店を2件紹介させていただきましたが、府中市内にはまだまだ美味しくて有名な府中焼きのお店がたくさんあり、それぞれのお店にそれぞれの特徴があります。

 

いろんなお店を回って自分好みの府中焼きを見つけてみてはいかがでしょうか?

 

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