BABYMETALとは、アイドルとヘヴィメタルの融合をテーマとした女性グループであり、当初はSU-METAL(中元すず香)、YUIMETAL(水野由結)、MOAMETAL(菊池最愛)で結成されました。
本格的なメタルサウンドと、合いの手が入るアイドルらしいダンスが融合したパフォーマンスが特徴的です。
アイドルと言う呼称ではなく、メタルダンスユニットと呼ばれることが多いようです。
BABYMETALは、海外での活躍が目立つようになってから、日本でも人気に火が付いたため逆輸入アイドルと言われています。
そんな中、2018年10月には体調不良を原因にメンバーYUIMETALが、グループを脱退しています。
その後2人体制となりましたが、新体制で初開催したライブで、元モーニング娘。の鞘師里保(さやし りほ)さんが参加したことでも話題となりました。
鞘師里保さんは13歳でモーニング娘。に加入し、圧倒的なダンス力で人気となりました。
鞘師里保さんが加入してから、モーニング娘。はダンス路線に変更していくことになります。
これまでの楽曲にはなかったフォーメーションダンスと言われるジャンルを確立し、2014年は5作連続オリコン1位を獲得しました。
その再ブレイクの中心にいたのが鞘師里保さんです。彼女はキレキレのダンス力だけでなく、歌唱力にも定評があり、多くのファンから支持されるようになりました。
しかしその鞘師里保さんは、2015年にモーニング娘。を18歳で卒業します。
卒業の理由としては、さまざまな考察がなされていますが、エースとしての精神的負担が大きかったことや、握手会やメディア対応がやや苦手だったこと、海外でダンスの勉強がしたかったなどの理由が有力です。
アイドルらしくちやほやされたいというよりは、もっと本格的なダンスにチャレンジしてみたいという気持ちが強かったようです。
また、ハロプロにいる以上、日本でのライブツアーが多くスケジュール的に、海外で実力を試してみるための時間はなかったのでしょう。
卒業後は、アメリカにダンス留学をしています。
そんな鞘師里保さんが、3年間に及ぶ充電期間を経て、BABYMETALに新メンバーとして加入するのではないかという話が浮上しました。
2人体制となったBABYMETALの初ライブに、鞘師里保さんが登場したことで、加入説がささやかれるようになったようです。
実のところは正式加入というわけではなく、サポートメンバーの一人としてツアーに同行するということです。
BABYMETALファンの感想は、「YUIMETALが抜けたポジションは神聖で難易度が高く、補うことは不可能と思っていたのに、その役割を颯爽と勤め上げた彼女には尊敬と感謝の気持ちしかない」というものでした。
また、ハロプロファンの感想は、「彼女は島国に収まっているような器の人ではないので、色々な世界にとび出してもっともっとその名を広げて欲しい」という好意的なものでした。
モー娘。時代からのファンとしても、3年ぶりに表舞台に姿を現してくれたことは嬉しい驚きとなったようです。
ファンに衝撃を与えた「元モーニング娘。の鞘師里保が、BABYMETALのサポートダンサーに」という事実 鞘師が見つめている「今」とは何か | TABLO https://t.co/HdnNnskNW7
— TABLO|タブロ (@TabloNews) July 10, 2019
そして、サポートメンバーの第二弾となる人物もライブに参加しています。
2人目は、さくら学院9代目生徒会長(リーダー)の藤平華乃さんでした。
さくら学院とは、アミューズに所属している小中学生から選抜された学校生活とクラブ活動をテーマとした女性アイドルグループです。
義務教育が終了する中学3年生の春を迎えると同時に、卒業することが決定している成長期限定のアイドルグループです。
卒業するまでに完全燃焼する、など一風変わった校則を設定しています。
藤平さんは、中学3年生のため今年度限りで卒業することはすでに決定しているようです。
元々BABYMETALは、さくら学院の部活動として活動が始まりました。
メンバーも生徒会長や副会長を務めるなど、中心人物として活躍していました。
3人目メンバーとして噂されていた人物が、北澤豪さんの娘さんです。
北澤豪さんの娘さんは、ダンサーをしているという話で、さらにライブ会場に北澤夫妻からの花輪があったようで、そのような噂がささやかれるようになりましたが、アベンジャーズの3人目は元さくら学院の岡崎百々子さんでした。
岡崎百々子さんは台湾のフェスで初登場し、アメリカツアーのワシントンで再登場しました。
ただ、2人体制での初ライブを見守ったファンからすると、メンバーは鞘師里保さんがいいとの意見が多く、そのダンス力や歌唱力への評価は高いです。
彼女はアイドルというよりは、アーティストというイメージが強いためメタルサウンドの世界観にピッタリくるとのことです。
SU-METALと鞘師里保さんは、かつて広島アクターズスクールに所属していた時代からの親友同士であり、ライバル関係であったとも言います。
ダンスは鞘師、歌は中元と言われるほど、幼い頃から才能を発揮していた2人が、同じユニットで活動することによりどのようなパフォーマンスを見ることができるのか、今後の活躍を期待しているファンも多いです。
アベンジャーズの3人の中で一番出演回数が多く、アメリカツアーにも帯同していることから、これからも鞘師里保さんを見る機会が増えそうですね。
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