北海道の中心都市 札幌には本州とは違う、独自に進化した各種ご当地グルメが存在します。
その中でも代表的なオススメ料理・お店をご紹介いたします。
①サッポロビール園のジンギスカン
古くから北海道には羊肉を好んで食べる文化があります。
ジンギスカンは、真ん中が盛り上がった専用の鉄鍋で香ばしく焼いて食べるのが特徴で、生後1年未満の羊肉を用いたラム、生後2年以上の羊肉を用いたマトンなど、同じ肉でも異なる味わいを楽しむことが出来ます。
羊肉は、豚や牛を比較してもヘルシーで栄養面でも優れた食材と言え、北海道に来たら是非味わって欲しいメニューです。
そんなジンギスカンを、趣あるレンガ調の大きなビアホールで楽しめるのがサッポロビール園です。
札幌の玄関口であるJR札幌駅からはタクシーで10分程の場所に位置し、連日、多くの観光客やビジネス客に加え、地元民からも愛されるお店です。
客席数も非常に多く、個人から団体客にも対応可能、部屋数は限られますが個室もあるので大事なお客様の接待等にも使えます。
ビール園というだけあって、ビールの種類も豊富。
サッポロビールといえば、サッポロクラシック、黒ラベル、エビスビールを始め、こだわりの銘柄が数多く用意され、羊肉を食らいながら思う存分堪能することが出来ます。
料理のスタイルは食べ飲み放題が基本で、その中でもコースによって注文出来るお肉の種類や、基本料金に追加料金を払うことで、飲み放題にサッポロクラシックなどが付け加えられます。
参考までに、100分の食べ放題で約3,100円（税別）程度が基本で、プラス1,000円で飲み放題がつけられるというような料金プランになっています。
さらに、基本（3,100円）の食べ放題には羊の他に、牛や豚肉を注文することが可能で、羊はちょっと苦手で抵抗があるという方がいても、一緒に雰囲気だけでも楽しむことが出来るのが嬉しいですね。
もちろん、食べ放題以外にも単品での注文も可能なので、その時のお腹の空き具合や、メンバー構成・嗜好にあわせてオーダーすることも可能です。
注意点としては、メインの巨大ホール内には、多くのお客さんが同時にジンギスカンを楽しんでいるので、焼肉特有の煙・脂臭は充満しています。
優れた空調設備も完備しているので、気分を害す程ではありませんが、特に冬場は厚手のコートや上着を着用していることが多いので、各座席に容易されている、ビニール袋に上着を入れて、匂いが着くのを防ぐことをオススメします。
とはいえ、せっかく北海道に来たなら、楽しくビールを飲みながら、たくさん食べ飲みしたいという方には、是非ともビール園のジンギスカンを体験してみて頂きたいです。
②札幌らーめん共和国の各種ラーメン
もうひとつ、北海道と言えば外せないのがラーメン。
ラーメンの有名店は、札幌にも各店ありますが、札幌駅直結の商業施設エスタの10階にある「札幌らーめん共和国」は、札幌のみならず道内各地の人気店8店が集まった、夢のような施設です。
出展店舗は定期的に入れ替えとなりますが、現在は札幌に店を構える「白樺山荘」「吉山商店」「みその」「そら」「幸村」、函館の塩ラーメンの代表各「あじさい」、こちらも旭川も超有名店「梅光軒」、小樽の老舗「初代」といった、どれも本店に行くと行列間違いなしのラインナップが特徴です。
札幌らーめん共和国自体も、ひとつのテーマパークの様子を呈しており、駅前の近代的な商業施設の一角に、突如、昭和の雰囲気を前面に押し出したラーメン店街が現れる様子が、来場者を楽しませてくれます。
先ほど、本店は行列間違いなしと書きましたが、札幌駅近で、立地の良いらーめん共和国も常にお客さんに賑わっており、土日祝日や平日でもコアな時間帯は各店行列が出来ています。
初めて訪れた方は、お目当ての店が大行列だと、比較的空いている別の店にしようか迷ってしまうことでしょう。
そこは是非とも初志貫徹して頂きたいものですが、新たな出会いを開拓する良い機会にもなるかもしれません。
オススメは平日の15時前後など、時間が許せば、どのお店もすぐに座れるので好きなお店に飛び込めます。
個別の店舗を回るには、交通手段の確保などハードルが高いですが、ツワモノになるとらーめん共和国内で2軒も3軒もハシゴして堪能するなど楽しみ方も様々です。
せっかく札幌に来たのに、どの店に行けばいいのか分からない方や、色々なラーメンを吟味して店選びをしたい方など、らーめん共和国はうってつけの施設ではないでしょうか。
