テレビ東京では他のテレビ局では見られないような個性的な番組を制作していますが、充電させてもらえませんかもそのうちの一つです。
2017年4月15日から毎週土曜日の19時54分から20時54分まで放送されており、旅とバラエティーを融合させたものです。
出演は出川哲朗とディレクター、さらに毎回異なったゲストが登場し番組を面白くしてくれます。
出川哲朗は芸歴は長いものの、かつては嫌いな芸能人にランクインしていましたが最近では特に子どもを中心に人気を博し、こういった冠番組を任されるようになりました。
番組はタイトル通り訪れた町々で一般の人に充電させてもらないかを尋ね、そこで一休みをしながら地域の魅力を紹介していくという内容になっています。
移動手段は電動バイクのため、ガソリンスタンドではなく電気が使える住宅でも問題ないのです。
上述の通り毎回ゲストが異なるだけでなく、目的地も変わるため飽きずに毎週見られると言われています。
番組冒頭に出発地や目的地、さらには現在地が表示されるのですがその表示がゲーム調になっていたりと、コミカルな演出が行われているのも魅力です。
時には走行しているところをドローンを駆使して高所から撮影するなど、多彩な方法で番組を盛り上げています。
基本的には出川哲朗とディレクター、ゲストが電動バイクで走行しながら様々な魅力を発見したり会話を楽しむというのが主旨ですが、一般人との絡みも人気で芸能人が素人にタジタジにされるシーンも多いです。
出演陣はスイカのヘルメットを被って走行しているため、番組を見たことがない人でも道で見つければすぐに分かるとも言われています。
ただし、ゲストはスイカが少し欠けていて中身が見えている仕様になったヘルメットで、レギュラー陣とは区別されています。
基本的にはパーカーやTシャツを着用しますが、寒い時期には特別仕様のジャケットを着用するという特徴があります。
このようなルールの他にも、テレビ撮影だからといって飲食店などで行列ができている場合には割り込みをせず、きちんと並んで順番を待つことやコンビニあるいはスーパーマーケットなどで食事を調達しないなどもあります。
最近ではTwitterをはじめとするSNSが流行し、誰がどこで何をしているかが一瞬で伝達されるようにもなりました。
実際、充電させてもらえませんかでも出川哲朗がバイクに乗って撮影をしているというツイートが拡散され、その現場がパニックになったということもあります。
それでも出川哲朗は愛想よく振る舞い、一人一人と写真撮影に応じる姿に好感を持った人が多く番組の人気につながったとも言われています。
使用する電動バイクはヤマハのE-Vino(イービーノ)です。家庭用コンセントで充電可能で、約3時間で満タンになるモデルです。
満タンでも20km程度しか走れないこともあり、特に山道を走るとすぐにバッテリー切れになることから山が多い回では充電をお願いする頻度が高くなるのが特徴です。
これまで多く放送されてきましたが、出演陣の中でゲストだけがバッテリー切れを起こしたということがありました。
こういう場合には隊列から外れ、一人で充電場所を探すことになるためまた違った番組の楽しみ方もできます。
この際、ディレクターや他のスタッフのサポートも全く存在しないためその人物が一人ですべて交渉などを行わなければならないのです。
番組の内容ばかりが注目される中で、最近ではバイクにも多くの目が向けられており同じバイクが欲しいという声が多いのが実情です。
50cc以下のカテゴリーに属し、普通自動車第一種免許を取得していれば誰でも乗れるため比較的手軽に乗れると人気です。
バイクを充電するのがこの番組のメインですが、中には一般の家庭で無料で充電してもらって厚かましい、という声も少なくありません。
しかし、フル充電をしてもそれにかかる電気代は15円ほどなのです。
例えば飲食店などであれば宣伝にもなりますし、人気芸能人とも触れ合えることから厚かましさは感じないという声も多いです。
先にも述べた通りバッテリー切れの場合は隊列から離れますが、その際手押しで移動することになります。
見た目の可愛さもありますが総重量70kgにも満たないため、小回りも利きますし厄介者扱いされないという特徴があるのです。
あまりにも人気の番組になり過ぎて、ガチャアイテムも販売されています。
ヘルメットや番組タイトルに登場するキャラクター、温泉に良く入ることから桶などがラインナップされています。
ミニサイズながら細かく出来ており、充電ファンなら買わずにはいられないとも言われているのです。
また、期間限定ではありますが過去に全国の商業施設においてオフィシャルショップが展開されたことがありました。
他では買えない公式グッズが揃っているのはもちろんのこと、実際に番組で使用したバイクやヘルメット、衣装なども展示してあり中でも同じ格好をして写真撮影ができるコーナーが人気でした。