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今度は絶対に邪魔しませんっ!は転生×悪役令嬢ものとして人気

 

 

悪役令嬢ものと言うジャンルをご存知でしょうか。

 

今回は転生×悪役令嬢ものとして人気の「今度は絶対に邪魔しませんっ!」のレビューをご紹介していきます。

 

悪役令嬢ものとは?

 

 

異世界転生系などの小説家になろう発原作の漫画やアニメが人気を博しています。

 

ウェブ広告などでもよく見かけ、あの島耕作までもが異世界転生しているのには度肝を抜かれました。

 

主に男性をターゲットにしたジャンルイメージがある異世界転生ものですが、その女性向けとして人気なのが悪役令嬢になります。

 

一般的にヒロインのライバル的存在で、ヒロインと対立しあれやこれやと画策して妨害してくる令嬢のことです。

 

「今度は絶対に邪魔しませんっ!」の簡単なあらすじ

 

 

転生ジャンルの中でも、やり直しものなのがこの作品です。

 

主人公ヴィオレットは、自分とは正反対に愛されて育った異母妹に嫉妬しいじめ抜き、ついにはナイフを手にして罪を犯してしまいます。

 

牢獄の中で自分の過ちを見返りながら力尽きたヴィオレットですが、次に目覚めた時には一年前に時間が巻き戻っていました。

 

今度は絶対に王子クローディアと異母妹メアリージュンの恋の邪魔はしない、静かで穏やかな修道女ライフを目指し学園を卒業するまで大人しく目立たず過ごす、と誓い二周目がスタートした所から始まります。

 

当然ながら1周目とは違う行動を取ったことにより、注目を浴びまくり逆にモテてしまう展開が待っています。

 

不遇の中で育った元悪役令嬢

 

 

悪役令嬢と言うと、高飛車なわがまま令嬢と言うのがお約束です。

 

しかしこの作品の面白い所は、主人公のヴィオレットは元々優しい女の子だったということです。

 

政略結婚で不仲な両親の元に育ったヴィオレットの過去は、あまりに不憫でうるっとしてしまいます。

 

2周目ではヴィオレット本来の凛とした気高いヴィオレットを見ることが出来ます。

 

その姿になんで登場人物は1周目の時にこの子の良さが分からなかったのか、と思わずにはいられません。

 

寂しさのあまり、メアリージュンをいじめていたからなのですが、ヴィオレットの境遇を思うと同情してしまいます。

 

シリアスだけど、サバけた公爵令嬢

 

 

公爵と言えば、王様に次ぐ身分の貴族です。

 

そんな高い身分のヴィオレットですが、牢獄生活を送ったため、2周目の彼女はちょっと庶民派です。

 

貴族はしないような裁縫のスキルを身に付けているのです。

 

また、人生のどん底を味わった彼女は色々吹っ切れています。

 

この高貴な身分だけど、サバサバしているヴィオレットはとても好印象です。

 

悪役令嬢だったころのいかにもないじめパターンを思い返して、冷静に突っ込んでいたりするのはクスっとしてしまいます。

 

不遇な中に育ったヴィオレットですから、彼女を取り巻く環境はとにかくシリアスで重くなりがちです。

 

その暗さもサバサバしているヴィオレットのツッコミによって、テンポ良く読み進めて行く事が出来るのです。

 

目立たず過ごせないラブコメ学園生活

 

 

2周目のヴィオレットは大人しく目立たずしようとします。

 

幼馴染で理解者のユランに支えながら学園生活を送るのですが、目立たないようにしようとすればするほど色んな人物の好感度を上げてしまいます。

 

1周目では恋人同士だったクローディアとメアリージュン、クローディアの腹心ミラニア、ユランの友人で隣国の王子ギアなどから注目されてしまうのです。

 

トラブルが起きたり思った展開にならなかったりで、ドタバタするヴィオレットの学園生活から目が離せません。

 

意図しないことで右往左往するヴィオレットですが、初志貫徹で修道女ライフを目指します。

 

クローディアとの恋愛フラグが立ったり、クローディアの異母弟でもあるユランの想いなど、修道女になるのかどちらかとくっつくのかも今後の見所ですね。

 

悪役令嬢だったはずなのですが、改心したヴィオレットが本来の優しさを取り戻したことで、正統派のストーリー感があります。

 

一見逆ハーレム的な内容ですが、実際はヴィオレットの生い立ちやユランの想いにスポットが当たっていますので、男性でも読みやすい漫画でもあります。

 

絵も綺麗なおすすめの漫画なので、是非一度読んでみて下さい。

 

 

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