私が住んでいるのは静岡県の東部にある函南町(かんなみちょう)という小さな町です。
新幹線は止まらず、人口も約37,000人で特に大きなイベントはないのですが、唯一昔から開催されているのが「かんなみ猫おどり」です。
少しでも興味をもった人のために、ここではかんなみ猫おどりに関して詳しくお話させていただきます。
かんなみ猫おどりとは?
かんなみ猫おどりとは、毎年8月のはじめの土曜日に開催されています。
これまでの開催数は32回で、つまり32年間函南町の人から愛されているイベントということになります。
場所は函南の肥田(ひた)地区という所にある肥田簡易グラウンドで行われます。
以前は発生の地である函南町丹那で行われてましたが、近年になって肥田に変わりました。おそらく丹那は山奥なので、行きにくいからだと思います。
かんなみ猫おどりの詳しい由来はあまり知られていませんが、しろという白い猫が猫おどりの由来の中心のようです。かんなみ猫おどりの内容は、開催時間が15時~20時半ころまでで、3人以上のグループを作り舞台でダンスを踊ったり歌ったりするものです。
無料で猫の顔メイクをしてもらえ、服装はほとんど自由です。会場に行くと猫のメイクをした人で埋め尽くされているので、ちょっと他にはない新鮮さを味わうことができます。
かんなみ猫おどりは他にもさまざまなおすすめポイントが
かんなみ猫おどりはグループでダンスや歌を歌うのも見どころですが、他にもおすすめポイントがたくさんあります。
例えば…
・子供しゃぎり
・出店ブース紹介
・バルーンアートショー
・猫音頭
・もちまき
などです。
開催内容は毎年多少異なりますが、開催日時はほぼ同じです。
近年は来場客が多いためか、伊豆箱根鉄道伊豆仁田駅・JR函南駅・函南町役場の3箇所から肥田簡易グラウンドまでを結ぶ無料シャトルバスが出るようになりました。
残念ながら駐車場がないため、遠方からお越しの方はいずれかの駅まで電車で来て無料のシャトルバスを利用することをおすすめします。
昔は場所が悪かったこともありそれほど来場者がいなかったのですが、最近は町内外から1万人以上もの人が来るようになっています。
かんなみ猫おどりのおかげで函南町が活性化したようにも感じています。小規模ではありますが花火も上がり、私は2キロくらい離れた所に住んでいますが、かんなみ猫おどりの音楽などが聞こえてくるほどにぎやかです。
来場は無料で必要な持ち物は一切なしなので、興味がある方全てが気軽に参加することができますよ。
まとめ
かんなみ猫おどりに関してお話させていただきましたが、少しでも興味をもってくれる人が増えることを期待しています。
かんなみ猫おどりは「ちょっと変わったイベントに参加したい」と思う人には絶対おすすめのイベントだと思います。
詳しい情報を知りたい方は、函南観光協会のホームページをご覧になってみてください。