私が過去に観てきたドラマの中で特に面白かったのは「ドラゴン桜」です。
東京大学の合格を目指す大学受験を描いた漫画をドラマ化したもので、キャストが豪華という点も含めて、当時話題になっていました。
受験を中心に描くドラマというのは、かなり異色だと言えると思いますが、本作は受験生のみならず、多くの人の人生におけるヒントを提供してくれる作品でした。
受験を控えていた年齢だっただけに楽しめた
私がこのドラゴン桜を観ていた頃というのは、年齢的には高校2年生であり、実際に大学受験を意識し始める時期だったと言えます。
私は東京大学を受験する予定は全くなかったものの、かなり身近な話題を扱っていたドラマだったので、毎週観ていました。
受験に関するテクニックとか、知っておくべき情報などに関して知ることができ、結果的に翌年の大学受験において役立つ面が多かったと思いました。
得られたのは受験におけるヒントだけではない
このドラゴン桜というのは大学受験を通じて、人が生きていく中で知っておくと役立つ知識を得ることができました。
受験だけではなく、人生そのものに生かせる考え方などを教わったのです。
例えば、人間にとって成功を阻む1番の存在というのは「人間の感情」であるということを、このドラマ内では紹介されていました。
合理的な判断とは無縁の怒り、妬み、意地の張り合いなどの感情が人間には無意識に芽生えてきてしまいますが、そういったものは冷静な判断を阻むことで、チャンスを逃したりすることにつながるのです。
そういうもったいない愚かな人間になってはいけないというメッセージがドラゴン桜では表現されていました。
東京大学に合格しても進学しなかった者がいた
このドラゴン桜の結末では東京大学に合格しながらも、最終的に進学をしないで弁護士を目指すという生徒がいました。
その決断に関して、主人公である桜木健二は「それも正解だ」と言って後押ししていきます。
人生にはいろいろな選択肢があり、何が正解か?は分かりません。
自分が正解だと思った道を歩むことが重要であり、後悔しない人生を送るためには必要なのだと思いました。
まとめ
ドラゴン桜というドラマは受験を中心に扱ったかなり珍しい作品だと思いますけど、エンターテイメントながら教訓が多く詰まったものです。
私は面白かったという感情もありますが、タメになったという気持ちもあり、いろいろな発見ができたドラマだと思っています。