栃木県は関東北部に存在し、首都圏からのアクセスの良さなどから日帰り観光でも人気です。
栃木県のグルメと言えば餃子が有名です。
しかしその陰で、ひっそりじわじわと話題になっているステーキ専門店があります。
それが今回ご紹介する「ステーキ宮」です。
どのような所が愛されているのかピックアップしていきます。
ステーキ宮は関東を中心に関西、北海道まで進出
関東を中心に多数の出店がなされ宇都宮ならでは感は薄れてきましたが、やはり最多店舗数は栃木県になります。
宇都宮インターから車で10分程度の宇都宮市上戸祭にある宇都宮店、宇都宮市陽東にある大型ショッピングモール内店舗のベルモール店、東京では羽田空港の第一ターミナル二階にも出店されています。
ステーキ宮はコスパ最強のステーキ店
宇都宮発祥のステーキ宮は、地元の人に長く愛されています。
A級グルメではないけれどB級でもないという、ほどほどでありながら本格的なステーキを味わえるステーキ宮は、コストパフォーマンスに優れているのです。
名物のてっぱんステーキは焼き加減が選べ、一口サイズにカットされた125gから、ボリューム満点の480gがあります。
熱々の鉄板の上で焼かれたステーキは、食べ進める毎に火が通り味わいが変化するのも楽しい所の一つです。
また自家製ハンバーグは、肉感がしっかりしておりながらも柔らかくジューシーで、子供やお年寄りに愛されています。
スープバーやサラダバーも用意されており、他ではあまり見ないような変わり種のスープ、サラダが楽しめます。
特にコーンスープはとても美味しく、ステーキ、ハンバーグと並び昔から支持されている味わいです。
ディナーもですが、ランチでは更に低価格でこれらを楽しめるので、満足度が非常に高いのです。
しかし昔から愛されている理由は、これだけではありません。
ステーキを支えるたれ、「宮のたれ」こそが真の名物なのです。
たれが名物というと首を傾げたくなるかもしれませんが、オニオンベースのさっぱりとした味わいの中に、しっかりと香るニンニクの風味はシンプルでありながら食欲をそそります。
牛肉本来の味を際立たせ、いくらでも食べられそうなほどさっぱりとした味わいは癖になります。
これこそがステーキ宮最大の魅力と言っても過言ではないのです。
この宮のたれは無料なので、多めにかけてもらったり、あとから追加してもらう事も可能です。
市販されている宮のたれ
この宮のたれ、実は市販もされています。
メディアで取り上げられる事も増え、ポテトチップスのフレーバーなどで見かけることも多くなりましたのでご存じの方も多いかと思いますが、各店舗に加え一部大手スーパーで取り扱っている店舗もあります。
あの宇都宮民に愛される宮のたれが自宅で簡単に楽しめる一品です。
この宮のたれはそのまま食べても美味しいのですが、火を通すと更に香ばしさが増すのでお肉と一緒に炒めるのがオススメです。
ネット上では様々なレシピが公開されています。
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忙しい主婦にとっては、牛肉を始め豚、チキンなどのお肉と炒めるだけでボリューム満点、美味しい夕食が簡単に出来上がるので、見かけた時は是非お手に取ってみてください。
高速道路のサービスエリアでも見かけたりしますので、より身近になってきた存在です。
宮のタレ(元ステーキ宮社員のレシピ) by yosukehops 【クックパッド】 https://t.co/R8c1vsXG6M
これを基本にアレンジするといいかも♬
玉ねぎすりおろし、砂糖、醤油、ニンニクも少し。
ココスのチキンステーキのたれみたいなソース。ドレッシングにも。— まゆ (@084mayu) October 11, 2017
昔から愛されてきたステーキ宮は、栃木県民にとっては身近過ぎてスタンダードな味わいでした。
しかし他県の方から見れば宇都宮発祥の、ご当地グルメ的な存在でもあります。
ステーキであったり、ハンバーグなどと言った明確なメニューではありませんので、宇都宮餃子や佐野ラーメンの陰に隠れがちですが、テレビなどで注目され興味を持たれた方も多くなってきている事でしょう。
老若男女に愛される懐かしい味わいは、れっきとした宇都宮自慢の名物料理なのです。