関西ではジロー系、ガッツリ系のらーめんがまだまだ少ない時に出会ったのが神戸ちぇりー亭です。まだまだメジャーになる前、兵庫県三田市のカウンター+アルファの座席で頑張っているときからのファンで今もかよっています。
三田市の本店はなくなりましたが、今や兵庫県と大阪府で6店舗展開。個人的には最寄りの宝塚を利用していますが、時折別店舗に行ったとしてもそのクオリティに違いはなく、12年前の三田市の小さな本店の頃が伝承されています。
ボリューム
ガッツリ系のらーめんが昔はあまり関西ではなかったこともあり、最初は驚きました。なんと言っても最大サイズは名物の全男盛になります。めん、野菜、チャーシューのかわりの豚バラ肉。これがうずたかく盛られた姿は圧巻です。
各店舗ではこの全男盛をすべて食べ切ったチャレンジャーの写真が所狭しとならんでいます。
ボリュームが売りではありますがもちろん、通常サイズもあります。といいながらもラーメン鉢が深く、あまり食欲に自信がない方は通常メニューで十分でしょう。
また、ファミリーで来店されるお客様のためにお子さまらぁめんがあります。もちろん、味は大人と同じでかなり子供にはぜいたくなあじです。
ド根性醤油
ちぇりー亭のらーめんといえば、スープの売りはなんといっても醤油です。
黒い醤油はかなりパンチがあります。そして、なぜかとんでもなく熱いスープ。このスープに好みでトッピングできるわけですがニンニクが苦手であれば、減らすか、抜く方が良いでしょう。脂も同じく好みで減らすことができますから、最初に試したい場合はまず、減らしてみても良いかもしれません。私の知り合いのちぇりー亭好きも常にニンニク、脂少なめという方もいます。
さらに逆にパンチが欲しい方には唐辛子をしてみてもよいでしょう。こしょうもありますから、スープの味も変えることができて新たな楽しみを味わえます。
また、たまには違った気分をあじわいたい場合には塩ラーメンやカレーらーめんもあります。
太麺
ド根性醤油にまさしくマッチするのが、太麺です。
かなり太いのですが濃い醤油にとにかくからんでおいしいです。らーめんでは有名な武内製麺から仕入れているので納得というクオリティです。
豚バラ肉やサブメニュー
チューシューのかわりに豚バラ肉をいためて胡椒で味付けしてあります。これが麺にからむととにかくおいしいです。野菜はもやしがシャキシャキでとにかくおいしいです。野菜増しは女性でもいけるのではないかとおもいます。
さらにサブメニューでおすすめの一つ目が唐揚げ。とにかくボリューム満点。二人でちょうどよいくらいでしょうか。また、卵かけご飯が最高です。個人的には醤油ではなく、らーめんのド根性醤油を少し余らせて使うのが好きです。なかなか他では味わえない味だとおもいます。
最後にチャーハン。こちらも量は多めですから、二人でちょうどよいレベルかとおもいます。
ちぇりー亭はお店の雰囲気も独特。とにかく男を意識しています。店舗によっては昔の漫画の中から男はこうあるべしといったエピソードを壁面で紹介したり、有線放送も昔懐かしいメロディが流れていますので何となく落ち着きます。
どうしてもガッツリ系ということで女性といっしょは辛いかなと先入観を持ちがちですが、麺の量を調整したり、ニンニクをぬくなどすれば、かなり楽しめるとおもいます。
食べた後は満腹感で当分いらない!と思うわけですがわたしの場合、2週間くらいたつとまた、ちぇりー亭にいきたいとイメージすることになります。
それくらい中毒性があるスープ、麺、お店の雰囲気なのです。
まずはお試しいただきたいです。絶対におすすめです。