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暮らし・趣味・気になること

台風の被害に遭い、自然災害の怖さを知りました。

 

 

近年、日本での自然災害が増えています。

 

毎年どこかで災害が起こっているような状況で、私も他人事ではないなと思っていました。

 

そんな矢先に今年2019年に巨大な台風が日本を直撃し、私の住んでいる地域も被害に遭いました。

 

この自然災害が地球温暖化によるものなら、これから益々災害が増えるのではないかと心配でなりません。

 

他人事だった自然災害

 

今までに何度も日本は災害に遭ってきました。

 

でも私の住んでいる場所は比較的安全圏で、ほとんど被害に遭うことはありませんでした。

 

海や川が近くにないことから、気を付けなければならないのは地震のみだと思っていたのです。

 

ニュースで壊滅状態の地域を見てとても恐ろしいと感じる反面、どこか他人事のように考えていたところがあったのだと思います。

 

そんな時に巨大な台風が日本を直撃しました。

 

事前からテレビなどで台風に備えるよう言っていましたので、とりあえず水や食べ物をストックしておきました。

 

いつもこのように準備をしていても結局使わずに終わるので、きっと今回もそうなるだろうと思っていました。

 

予想以上に荒れた天気

 

 

その日は朝から雨が降っていました。

 

そこまでひどい降り方ではなかったので、このまま過ぎ去ったらいいなと思っていました。

 

子供は学校が休みでしたが、夫は出勤(夜勤)しました。

 

しかし、お昼を過ぎたあたりから急に雨足が強くなりました。

 

それと同時に暴風が吹き荒れ、自転車などが一瞬でなぎ倒されました。

 

玄関に出てみると、今まで聞いたことのないゴォー!という音がして「これはいつもより酷いかもしれない。」と感じました。

 

雨が叩きつけるように激しく降り、斜めというより真横に近い状態でした。

 

しかし道路はまだ水がたまっておらず冠水するようには見えなかったので胸を撫で下ろしました。

 

それに家の中に居れば安心だと信じていたのです。

 

以降は鍵をかけて、子供と台風ニュースを見ていました。

 

日が暮れてから更に酷い状態になり、避難指示が出ました。

 

 

雨や暴風は一向にやむ気配がなく、とても長く感じました。

 

いつもの台風ならピークは1~2時間ほどでおさまるのに、今回は全くありませんでした。

 

そのうち家がガタガタと揺れ始め、外から聞いたことのない轟音がしました。

 

子供が不安そうに私の顔を見るので、私は子供を抱きかかえながら大丈夫と言い続けました。

 

そのあとに避難指示が出ている事に気がつきました。

 

そこでようやく慌てて避難の支度をし始めました。

 

でもよく考えると外は真っ暗で、おまけにこの天気では避難する方が危険です。

 

周りの方は避難したのだろうかと思い、窓から辺りを見渡しましたが豪雨でよく見えませんでした。

 

そしてまた玄関に出て外の様子を見に行きました。

 

懐中電灯で外を照らして息をのみました。

 

道路が浸水し始めていたのです。

 

浸水しているのを初めて目の当たりにした私は恐怖でパニックになりそうでした。

 

このままでは家の中まで水が入ってきてしまうと思い、慌てて家に戻りました。

 

そして出来る限り必要なものをかき集め、2階へと避難しました。

 

準備している際にタイミング悪く停電が起こり、もう泣きたくなりました。

 

でも子供をとにかく危険にさらさないようにとそれだけを考えて、2階の出来る限り安全な場所にいました。

 

そのまま朝を迎え、外が静かになったので窓を開けると道路は完全に浸水していました。

 

それだけでなく、我が家の1階にも水が入り込んでいる状態でした。

 

私は今回の災害で、これからは直ぐに避難をしようと心に決めました。

 

今までがどうだったかは全くアテにならないことが今回の災害で証明されたからです。

 

自分の浅はかな判断で一歩間違えば命を落とすところでした。

 

災害の怖さを身をもって体験したことで、今後のことを具体的に考えようと思いました。

 

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