脱出系ゲームが大好きで、いろんな作品をプレイさせてもらっています。
今は主にスマホアプリを中心に楽しんでいて、無料であそこまで完成度の高いゲームをプレイできることには、ホント、感謝しかありません。
MYSTとの出会い
さて、こんな感じで、脱出系ゲームマニアの私ですが、一番好きなのは、ずばりMYST(ミスト)です。
MYSTは脱出系ゲームの草分け的な存在で、脱出系ゲームを語るうえでは絶対に欠かせない素晴らしい作品です。
ちなみにこのゲームとの出会いは、とある中古ゲームショップでした。
何か面白いゲームはないかと漁っていたところ、一つのパッケージが目に留まります。
人間が島に落下していく、非常にミステリアスなパッケージデザインで、これを見た瞬間、物凄く興味を惹かれました。
で、パッケージ裏を読んでみると、何やら謎解きを主体としたゲームであることが伺えます。
一応、謎解きゲームは得意ですし、推理者も結構得意な私。
価格もそんなに高くはなかったので、いっちょ買ってみっか、とまあ、こんな流れで買うことになったのでした。
プレイすることで得られる非日常
さて、自宅に帰っていざプレイ!
何やら、独特な世界観で、音楽であったり、島にちりばめられている建造物であったり、他にも、この島にある、いろんな物品が、ちょっと独特なんですよね。
日本人の感覚ではないというかなんというか。
実際、このゲームは、アメリカのパソコンソフトメーカーが開発しており、なるほど、どうりでこの独特な世界観に、ある種の違和感を覚えるわけだ。
でもこの違和感は、決してネガティブな違和感ではありません。
うまく説明できませんが、そうですねえ、海外旅行に行った時のような、そんな違和感です。
非日常とでも言いましょうか、とにかく、プレイするたびに、ドキドキ感を堪能することができるのです。
ミステリアスな雰囲気を高める音楽
音楽も素晴らしくて、作品のミステリアスな雰囲気をふんだんに高めています。
とはいえ、いたるところで、音楽が流れているわけではありません。
というよりも、基本的には音楽は流れていません。
風の音であったり、波の音であったり、何か機械が作動している音であったり、こういった自然な音が、流れています。
で、どこかの部屋に入ったときとか、ある特定のタイミングで音楽が流れるのです。
この音楽が非常に秀逸で、前述したとおり、作品のミステリアス性をふんだんに高めているのです。
難しいがいずれの謎も理にかなっている
さて、MYSTの醍醐味は何と言っても、謎解きです。
島にちりばめられた、謎を解き明かしていき、この島から脱出しなければなりません。
この謎が、難しいのなんのって。
初見で、ヒントなしでクリアすることは、ほぼほぼ不可能です。
ですが、理不尽な謎は一切なく、いずれの謎も理にかなったものばかり。
きちんと順序だてて推理していけば、必ず解ける仕様となっています。
謎を一つずつ、ノートに記し、じっくりと考えていく、こういった心構えが、MYSTをノーヒントでクリアするうえで重要になってくるでしょう。
まだ未プレイの方は、ぜひこういった姿勢で臨んでもらいたいですね。
この手のゲームは、悩むという事が、一番の醍醐味です。
ぱっぱっぱとクリアしていく爽快感を味わうような類のモノではありません。
一つの謎で、何日も悩む。
そしてやっと解けた時の爽快感。
これがMYSTの醍醐味なのです。
まとめ~常にナンバーワンであり続ける
今になって思うと、安易に攻略サイトを見てしまった自分が本当に情けないですし、勿体ないことをしたと、後悔しています。
せっかくの楽しみをわざわざ自分から放棄したわけですからね。
しかも、それが、脱出系ゲームの中でも一番といっていいほど完成度の高い作品なわけですから、いやあ、ホント、勿体ないことこの上なし!
冒頭で述べましたが、今でもいろんな脱出系ゲームをプレイしていますが、MYSTを超えるような作品には現状出会えていません。
時代を問わずに、常に私の中でナンバーワンであり続けることでしょう。