どこの地域にも地元の人の心をぐっとつかんで離さない名店ってあるものです。
今回ご紹介するとんかつ赤城もそんなお店のひとつ。
お店の外見は、失礼ながらそれほど美味しそうには見えません。
けれど開店前から出来る行列がなにやら、その辺のお店とは少し違うという事が分かります。
とんかつ赤城、一度食べると病みつきになる事間違いありません。
とんかつ赤城は神奈川県相模原市にあります。
住所:神奈川県相模原市中央区千代田4−1−10
お店の外観は少し古い、昔からそこで営業をしているという事がすぐに分かる風情。
お店の中を覗くとご高齢のご夫婦、そして若い女性がテキパキと仕事をしています。
カウンターだけのお店で正直狭いので、どのお客さんも少し窮屈そうな感じでもくもくととんかつを頬張っています。
お店の外はいつ行っても数人が並んでいます。
とんかつがメインのお店なので正直、お客さんの回転はあまり良くありません。
行列ができている時は30分くらいは待つこともしばしば。
それでもいつも行列が出来ているのは、このお店がいかに地元の人に愛されている証拠なんでしょうね。
このお店の一番の人気メニューはロースカツ定食です。
お値段は単品で1,050円、ごはん、お味噌汁、お新香をセットすると+330円となります。
さすが、とんかつ専門店だけあってとんかつはサクサクに上がっていて衣の歯ごたえが抜群です。
お肉は少し固めで歯ごたえがあるとんかつ好きの人にはたまらないといった感じ。
特筆すべきは赤身と脂身のバランスが本当に絶妙で一口噛めば口の中に豚肉の甘みがジュワッと広がります。
ごはんはいつ行っても炊きたてで、とんかつとよく合うごはんです。
お味噌汁は毎日、お店で出汁から作っています。
ごはんはおかわり自由なのでお腹いっぱい食べたい人は何杯でもどうぞ。
とんかつ赤城の特筆すべきはそのボリューム満点という事。
ネットでとんかつ赤城と検索するとドカ盛りの聖地というキーワードが現れます。
まず最初に驚くのがお皿の上に高々と盛られたキャベツの量。
例えるならかき氷のようにキャベツが山盛りに盛られています。
もし食べきる自信のない人はオーダーの時に「キャベツ半分」とか「キャベツ1/3」とその量を少なめにお願いした方が良いかもしれません。
キャベツ1/3でも普通のとんかつ定食くらいの量があります。
お店の人は本当に優しいお人柄という感じです。
ご主人と奥さんは決して多くを語りませんが、さりげない気遣いをしてくれ、どこか実家に来たような安心感さえ感じられます。
食いすぎた・・・
やっと腹が落ち着いてきた(^ω^;);););)#とんかつ赤城 pic.twitter.com/QQWfdcZfqp— アディ男@招杜羅大将↓↘→+P (@adidas5729) December 23, 2018
とんかつ赤城の一押しメニューはロースカツですが、とにかく分厚い特選ロースカツ、そしてカツカレーなんかも人気です。
どのメニューも本当に美味しくてボリューミーなので、ついつい通って全メニューを制覇したいという気持ちになってしまいますね。
初めてとんかつ赤城を訪れた時はこんな駅から遠い、不便な場所にあるのに、これほどまで人気のお店があるのかととても驚きました。
でも一口、とんかつを食べるとその理由が誰でも理解出来てしまいます。
最近ではその美味しさ、ボリューミーなメニュー、そして独特のお店の雰囲気がネットでも評判になりわざわざ遠方より訪れる人も多いのだとか。
美味しいとんかつが食べたくなったら是非、とんかつ赤城を訪れてみて下さいね。