睡眠用のうどんが、画期的な商品として今大きな注目を集めています。睡眠用のうどんとは、一体どのようなものなのでしょうか。うどんといえば食品がイメージされますが、睡眠用うどんは食べ物ではなく、寝具です。しかしその見た目は細長いクッションが連なったような形をしており、まるでうどんのように見えます。
この睡眠用うどんを開発したのは、日本初の頭のもみほぐし専門店である「悟空のきもち」です。悟空のきもちが考案・企画・開発し、寝具メーカーである株式会社ディーブレスが販売を行っています。
開発元である悟空のきもちは、ヘッドスパ分野で高い評価を受けている専門店です。2008年に京都で開店すると、その優れた技術から大きな人気を集めました。その後各地に新店を展開し、現在は4店舗存在しています。すべての店舗に予約が殺到しており、現在48万人を超える人がキャンセル待ち状態になっているほど、爆発的な人気を誇っているのが特徴です。
施術を受けているとほぼ必ず心地よい眠りについてしまう、そんなお店として悟空のきもちは注目を集めるようになりました。独自の手技を用いた施術が、体験している人を心地よくリラックスさせ、思わず寝落ちさせてしまうというのです。仕事に集中している時間が長かったり、ストレッチがたまっていると心身が緊張し、リラックスしにくい状態になります。気持ちを落ち着かせよう、リラックスしようと考えてもなかなかスイッチを切り替えることができない、そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
しかしどんな状態にある人も、悟空のきもちで施術を受けると、ついいつの間にかウトウトしてしまうといいます。訪れた人をほぼ確実に眠りへと誘ってしまう、そんな話題の専門店が開発した寝具、それが睡眠用うどんなのです。
悟空のきもちの開発担当者は、新たな寝具の開発依頼を受けた際、既存の布団はベストではない、と考えたといいます。そもそも一般的な布団はなぜ四角い形状をしているのか、という点からスタートしたのです。その結果、布団が四角いのは作りやすいからだという結論にいたり、使う側の人が作る側に合わせるのはおかしい、という発想にいたったといいます。本当に人を心地よくすることができる形状とはどんなものなのか、それを追求した結果がまるでうどんのような形だったのです。
睡眠用うどんは縦の麺と横の麺で構成されており、自由に連結することができます。掛け布団であり抱き枕であり、そして足枕にもなる、そんな作りになっているのです。寝転んだ状態のまま、思うように麺を動かして快適な姿勢を作ることができます。
好きな姿勢のまま、脚や腕だけ布団から出すことができる、それもこの形状の利点です。布団に入っている際、手足だけが熱を持ってしまい、不快感を覚えたことがある方は少なくないのではないでしょうか。しかし通常の布団の場合、脚や腕だけを外に出そうとしてもうまくいかず、身体が冷えてしまったり、寝苦しい思いをすることになります。
睡眠用うどんは麺のように細長い形状が連なった形になっていますので、その隙間から腕や脚だけを無理なく外に出すことが可能です。胴体や冷えやすい腰回りはしっかりとあたためながら、手足だけを冷やすことができるのです。
眠りに入る際、手足が熱を持つのは体温の放出と関係しています。睡眠用うどんなら手足からの熱放射を邪魔することなく深部体温を下げることができるため、深く心地よい眠りを実現できるのです。睡眠用うどんはただ奇抜なアイデアを形にしたというものではなく、人が深く眠るメカニズムを追求した上で、開発された製品だといえます。
寝具の快適さを保つためには、清潔さを維持することが非常に大切です。しかし一般的な布団は家庭の洗濯機で洗うことが難しい、という問題点を持っています。睡眠用うどんなら、麺を一本一本外して個別に洗うことが可能です。家庭用洗濯機でごく簡単に洗うことができるため、いつでも清潔で気持ちの良い状態を維持できるのです。
購入しやすいお値段であることも、この製品が爆発的な人気を呼んだ理由の一つでしょう。送料別で1万6800円という、お手頃な価格で手に入れることができるのです。ただし現在、注文が殺到し生産分が次々と売り切れていっています。第4期生産分まですでに完売となっており、その次の生産分については2019年の12月が発送予定です。今すぐ睡眠用うどんを入手する、というのはなかなか難しいかもしれません。
睡眠用うどんへの注目は、ますます高まりつつあります。すでに購入して寝心地を体験した人が、その快適さについて高評価をし、話題となっているためです。口コミが広がるにつれ、購入希望者の数はさらに増加していくでしょう。少しでもはやく睡眠用うどんを手に入れたい、そんな場合は次回生産分の注文を、早めに済ませておくべきかもしれません。