大阪メトロ御堂筋線の東三国駅下車、徒歩5分ほど歩いた場所にあるのが、「中華料理 若水(わかみず)」です。
この中華屋は昔ながらの、地域に愛されている名店です。
規模はカウンター席とテーブル席があり、定員30名ほど。
仕事終わりの会社員から近所のファミリーなど、幅広い世代の客が集まる活気ある店内。
私がこの店でイチオシしたい、名物がずばり「唐揚げ」です!
唐揚げは大体どこのお店で食べてもハズレがない、逆に言えば特筆することのない一品かもしれません。
しかし、若水の唐揚げは違います。
一度食べたら忘れられない、また食べたくなる。
それが若水の唐揚げなんです。
具体的におすすめする点がいくつかありますので、早速説明していきたいと思います。
まず出てきた時のビジュアルに驚くはず。
ひとつのポーションがでかい!
成人男性が大口を開けて、何度もかぶりつけるサイズです。
注文する際に、スタッフさんから「切り分けますか?」と聞いてくれるのですが、ここはぜひ、切らずに豪快にいっていただきたい。
骨付きなので女性は少し食べづらさがあるかもしれませんが、それを凌駕する旨さがあるのです。
熱々を「あちっあちっ」と言いながら指でつかんでいっちゃってください。
※最初のデートならカットを頼んでくださいね。
ひとつの唐揚げを骨をよけて4〜5個の一口サイズに切り分けてくれます。旨さは変わりませんし、食べやすいですよ〜。
ちなみに1人で頼む時は、小サイズがおすすめ。大きな唐揚げが3つ程、出てきます。
女性ならこれでお腹一杯になれます。
シェアするなら、もちろん通常サイズでいきましょう!
さて、肝心の味についてです。
安心してください。
有無を言わさぬ旨さです。
塩でいく唐揚げも旨いですが、ここの唐揚げは秘伝のタレと小口ねぎがまぶされて出てきます。
このタレが、にんにくの香りと、醤油と砂糖ベースの旨辛たれが相まって、絶妙なバランス!
あつあつの唐揚げを白ご飯の上にバウンドさせてばくばくいただきましょう。
味付けが濃い目なので、唐揚げ→添えられた千切りキャベツ→唐揚げ。
この無限のループを回っていたい感情に襲われるはず(この千切りキャベツも適量で、嬉しいのです)。
夜ならこの唐揚げとビールで一杯が最高ですが、飲まない方やランチの方は「若水定食」がおすすめ。
リーズナブルな価格でサービス精神満点のボリュームなのです。
唐揚げはもちろん、天ぷらや、卵焼き、春巻きなど、中華の人気者がこれでもか!とワンプレートに乗って出てきます。
これにスープがついてくるのだから無敵。
成人男性なら、お腹いっぱい食べられるはずですよ。
逆に女性にとっては少し多いかもしれませんので腹具合に合わせて選んでくださいね。
私は唐揚げだけではなく、若水の店、全体推しです。ファンなんですね。
唐揚げ以外の中華は優しくてマイルドな味に仕上がっています。
流行りの四川麻婆のような、スパイシーさとは無縁。
家族みんなの夜ご飯として利用できるんです。
少人数で行くならカウンターに座ってみてください。
寡黙な店主の朴訥とした雰囲気。
その隣の若スタッフさんの手際の良さ。
安心して眺めていられます。
そして驚くべきは厨房の清潔感です!
中華屋さんというと、油が店内にこびりついているようなイメージはありませんか?(失礼)しかし、こちらの厨房はタイルをピカピカに磨いているのが分かります。
長年厨房を使っているのに、あの清潔感。
料理に対する誠実さが伝わってくるようです。
そんな誠実な店主は、料理を頼むとすっとスープもつけてくれます。
優しい雰囲気の店内で美味しい食事。
小さなお子さんが頬張っているのを見ると、「この子のソウルフードになっていくんだな」と、勝手にほっこりしてしまうこと請け合い。
ぜひ味わってみてくださいね。