今回の台風19号は関東圏~東北で被害甚大な状態となってしまいました。
今日は自分の体験談と感じた事を書いていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
台風19号による影響
私が住んでいる地域は宮城県の仙台市というところです。仙台市に台風が直撃したのは、2019年10月12日の土曜日でした。
この日はクライアント様との商談と書類のやり取り等があり、朝の9時30分に家を出て、クライアント様へ向かいました。
この時点では少しだけ風が強いくて、雨がぱらついている程度でした。
そして、クライアント様のドアをノックしたところ、事務職の人が対応してくれて、事務所に入れてくれました。
しかしながら、台風の影響で事務所の雰囲気は緊張感を増しており、いつものような雰囲気ではありませんでした。
事務職の人がお茶を出してくれて、世間話をしました。
「今日は午後の13時までに家に帰るという事が決まっております。今回の台風は前例がないほど強いらしいです。」というのです。
その後、商談と書類のやり取りをしてから、クライアント様の代表さんから「●●さん!早く家に帰られた方がいいですよ。コンビニやらドンキ(ドン・キホーテ)で、カップ麺やら水やジュース、お菓子を買われた方がいいです。」という事を親切にも言ってくれました。
この時点でお昼の12時でした。やはり雲行きも怪しくなってきており、雨も少しだけ強く降り、風もありました。
私は急ぎ買い物へと向かいました。
カップ麺とチョコレートを買いだめ
私の住んでいる近くにディスカウントショップのドン・キホーテがあります。そこへ行ってみました。
そうするとやはり皆さんも台風に備えて、カップ麺やら水やチョコレート等を買っている人で、割と混んでおりました。
とりあえず自分は、カップ麺を10個と、チョコレートを5枚、ジュースと水を3本ほど買いました。
因みに2リットルのペットボトルのものです。
その他には、「もしライフラインが壊滅したらマズイ!」と判断しました。
ここで懐中電灯を1つと、単三の電池と単四の電池、単一の電池を各2つずつ買いました。
そして、ランタンとTシャツやらパンツ、靴下、歯磨き粉、歯ブラシ等も買いました。
最後に貼るカイロを10枚ほど買いました。「もし避難所暮らしとなったら、不衛生にもなるし寒いかもしれない」という事が脳裏をよぎったのです。
やはり台風に備えるには、食料品や飲料水と衛生用品や日用品は最低限買うべきですし、備蓄しておいてもいいと感じました。
台風19号による避難勧告と被害状況
私はドン・キホーテで買い物を終えてから、すぐさま家に戻りました。時刻としては午後の13時30分でした。
この頃から仙台市でも、雨も強くなり風もかなり強かったです。
この時点でキャリーケース(スーツケース)に、ドンキで買ったものを詰め込み始めました。
「もし避難となったら時間はない」という判断からです。
その後は音楽を聴いたり、ネットサーフィンをしておりました。
夕方の17時近くでしょうか。仙台市から避難勧告と避難指示を知らせる警報がスマホに届きました。
この時点で、関東圏も被害甚大であり、東北に直撃している時だったらしいのです。
県南やら県北の角田市や石巻市、松島市では堤防が決壊したり、床下浸水や、人が川に流されて行方不明(後日死亡を確認)等の被害が刻々と拡大しつつありました。
宮城県では全ての自治体で避難所を開設していたようです。
私は「慌てるな!落ち着け!」と自分に言い聞かせました。
幸い私の住んでいるところは街中なので、道路が冠水した程度の被害で済んでおりました。
そして、この時点で下手に外に出たり、避難所へ行くのも危険と判断しました。私はいつも通りの生活をする事に決めました。
夕飯を食べて、ネットをして、筋トレをして、シャワーを浴びました。
夜や真夜中も仙台市から避難勧告の警報がきましたが、何とか私の住む地域は災難を免れました。
後日ニュースを見てみると、堤防の決壊が50か所以上で死者が70人以上、行方不明者が30人以上という痛ましいニュースを見て、とても悲しい気持ちになりました。
まとめ
最後にまとめとなりますが、やはり食料品と飲料水、日用品と衛生用品の確保は普段から心掛けておくべきですし、備蓄しておいてもいいと改めて思いました。
そして、避難勧告の警報はとても大切でありますが、最終的には自分の住んでいる地域に関しての状況下から、避難するかしないかの判断をするべきだと思いました。
私がこの時に避難をしていたら、かえって要らぬ被害や事故になっていた場合があると思ったからです。
自然の力には人間はとても無力なものです。
普段から自然災害に対して、意識を高く持つべきだと再認識をさせられた台風の体験でした。