博多どんたくは福岡県福岡市で開催されているお祭りで、お祭りに参加した動員人数は200万人を越えています。
博多松囃子を母体として発展してきたお祭りで、800年以上も続いている歴史があり、期限や発祥については様々な説があります。
松囃子の習慣などが室町時代に博多へ伝播したのが始まりという説や、元日節会が平安時代に博多にも伝わり、博多の人々がその文化を発展させたのが始まりという説などもあります。
どんたく祭りでは5月3日から5月4日までの間、どんたく隊と呼ばれる、様々な団体や企業やPR団体が演舞を披露を披露します。
また祭り自体は5月3日からの開催ですが、5月2日にも前夜祭と呼ばれるイベントがあり、どんたく隊の演舞やパフォーマンスや、特別ゲストによるパフォーマンスや歌手の歌謡ショーなどが行われます。
博多どんたくでは祭りも人気ですが、前夜祭での歌謡ショーなども強い人気があります。
博多どんたく祭りは福岡県福岡市の様々な会場で同時に開催されていて、30カ所程度の会場で異なる催し物を見ることが出来ます。
主な会場には福岡市庁舎や博多駅前広場などがあり、福岡市の様々な場所でお祭りに参加出来ます。
パレードが行われる場所は、明治通りにあるどんたく広場と、博多駅前にあるどんたくストリートの2カ所です。
明治通りと博多駅前のどちらでも見られますが、メインパレードは明治通りで行われていて、人気度も明治通りの方が高くなります。
博多どんたくの季節は毎年渋滞などで混雑することから、交通規制などが行われていて、参加する場合には公共交通機関を利用するなどの工夫が必要です。
明治通りでは西大橋や博多大橋の上に場所を取っておくと、パレードを上から見ることが出来るので、人が多くても問題ありません。
また人が多くて場所を確保する自信がない場合には、有料で購入できる有料席で見ることもできます。
有料券はコンビニやチケット予約サイトなどで購入することが可能で、前売り券を買っておけば当日券を購入するよりも、数百円安く手に入ります。
明治通り以外の場所では、有料席などの用意がないので、実際のパレードが始まる少し前から、席の確保をしておく必要があります。
博多どんたくの見どころは、有名人などのゲストが登場する前夜祭や、30カ所以上の会場で異なるパフォーマンスが見られることや、福岡市内を花自動車が走ることや、多くの屋台が出店することなどです。
前夜祭は祭りが開催される前日に行われていて、入場や閲覧は完全に無料ですが、入場には整理券が必要になります。
また整理券には数に制限があり、人気な芸能人がゲストとして登場するので、非常に人気が高く事前に並んでおかなければ入場できません。
本番のお祭りでも30カ所以上の会場が用意されていて、会場ごとに異なったパフォーマンスを行っています。
会場によっては芸能人などがゲストとして登場することもあり、事前に情報を収集して目当ての会場に向かったり、様々な会場を回りながら催し物を見ることもできます。
会場によっては有名人の登場などで、人が多く混みあうこともあるので、人混みが苦手な場合には人の少ない会場に行くなど、自身に合った楽しみ方で参加出来ます。
各会場でのパフォーマンスは基本的には、博多どんたく祭りが終了する20時で同時に終了しますが、一部の会場では20時以降も21時程度までイベントを行っていて、祭りが終わった後も楽しめます。
パレードでは呉服町から天神間までの、およそ1kmの道のりを、華やかな花自動車が走ります。
花自動車は1975年までのお祭りでは福岡市内線を花電車が走っていましたが、1975年の福岡市内線の大幅廃止によって中止になったものを、花自動車の運行として復活させたものです。
1200個以上のLEDで装飾した花自動車が走り、夜には綺麗にライトアップされるので、よりきれいな景色を楽しめます。
また20時ごろには、広場で停車するので、このタイミングで写真を撮影したり、間近で花自動車を見ることが可能です。
多くのLEDで装飾された花自動車はとてもきれいなので、10分程度の停車したタイミングでの撮影でも、綺麗な写真を撮影できます。
また花自動車は抽選に当選することで、実際に乗車することも可能です。
周りから見たり写真を撮るだけでなく、実際に乗車できるので、抽選への応募もおすすめです。
ただし知名度のあるお祭りなので倍率が高く、当選する可能性はとても低いです。
屋台は博多駅前などの広場に、合計で200以上が出店しています。
屋台で定番な焼きそばなどもありますが、博多名物の博多ラーメンなども食べることが出来ます。
パレードは夜遅くまで行われているので、場所を移動しないで食事できる屋台はとても便利です。
焼きそばやラーメンなどの食事以外にも、軽食が食べられる屋台や、アルコール類を販売しているバーなども出店しています。