千葉市稲毛区には稲毛浅間神社という神社があります。
この神社では毎年7月の14日、15日の2日間にわたって夏の大祭が行われています。
屋台の数がすごい
稲毛浅間神社の最寄り駅は京成線稲毛駅です。
JR稲毛駅からは徒歩数分になります。
京成線稲毛駅のすぐそばには商店街があり、その通り沿いに稲毛浅間神社があります。
夏の大祭のときには、この商店街沿いの道に多くの屋台が出店します。
町内会で行われる小さなお祭りにしか参加したことがない人は、屋台の多さに驚くことでしょう。
どこもかしこも屋台、屋台といった感じです。
屋台ではお祭りの定番の綿あめ、かき氷、リンゴ飴など、さまざまなものが売られています。
あまりにも屋台の数が多いので、どこの屋台で何を買おうか悩んでしまいます。
いろいろ食べたいところですが、食べ過ぎは禁物です。
子供ははしゃいであれもこれも食べたいと言いそうなので注意が必要です。
でも、それもお祭りの楽しみの一つです。
前夜祭
前夜祭の夜には舞殿で舞が披露されます。
舞殿の前では着物のような黄色い衣装を着た舞手が踊ります。
夜の暗闇の中、黄色い衣装が鮮やかです。
みなさん明るく舞っていらっしゃいます。
神様もきっと喜んでくれることでしょう。
舞殿の中でも舞が披露されます。
こちらではもう少し年配の方が舞を披露します。
スポットライトでその場所だけが照らされているので幻想的です。
夜暗くなる時間帯で、私は外に出るにはためらいを感じてしまうのですが、それでもこの舞を見ておきたいという気持ちにさせてくれます。
安産子育大祭
2日目には家内安全 安産子育大祭が行われます。
このときにも舞が披露されます。
舞は「子育ての舞」と呼ばれていて、舞手に抱かれた赤ん坊が元気に育つといわれています。
浅間神社は安産の神社なので、このような言い伝えがあるのでしょう。
前夜祭はしっとりした雰囲気の舞なのですが、2日目の舞はもっと元気がよいものです。
昼間に舞が披露されるのですが、夏の明るい日差しにピッタリな元気のよさです。
見ているとこちらが元気になってきます。
稚児行列が練り歩く
稚児行列が本殿に向かって練り歩く様子がかわいいです。
子供たちのかわいい様子に元気をもらえます。
稚児行列に参加する子供たちは、みんなかわいらしい衣装を着せてもらっています。
普段着なれないものを着て、長時間練り歩くのは大変でしょうが、きっとよい思い出になります。
稚児行列には大人の付き添いがあります。暑い中、大人も大変でしょう。
でも、子供たちも頑張っているので大人も負けてはいられません。
盛大な山車はない
山車や神輿を担いで町内を練り歩くお祭りは少なくありませんが、稲毛浅間神社の夏の大祭では盛大な山車や神輿はありません。
このお祭りでは舞や祈祷が中心になっているように思います。
山車や神輿があると迫力があり、こういったものが好きな人もいることでしょう。
しかし、盛大な山車や神輿がなくても稲毛浅間神社の夏の大祭は見ものです。
舞や稚児行列など自分が実際に踊ったり練り歩いたりしなくても、見ているだけで楽しむことができます。
また、お祭りに参加をすることで日々のことについて神様に感謝する気持ちが湧いてきます。
普段あまり意識していなかった些細なことにも感謝の気持ちが湧くことでしょう。
こういったこともお祭りでは大切だと思います。
まとめ
稲毛浅間神社の夏の大祭は大々的に行われて、多くの人たちがやってきます。
たくさんの屋台、舞、稚児行列などを楽しめることでしょう。
駅からすぐ近くで神社なのでアクセスしやすいので、7月の14日、15日は1日でもよいので稲毛浅間神社の夏の大祭に訪れてみませんか。