9月に公開された無料ソフト、スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineにて、初めてゼルダの伝説 神々のトライフォースをプレイしました。
1991年のゲームということで、既に28年も前の作品な訳ですが、表現の幅広さ、単純なのに奥深いアクションにすっかり時間を忘れて進めてしまいます。
特に冒頭、嵐の天候で物語が始まるのですが、スーパーファミコンでここまでの天候の激しさを物語る描写が可能だったのかと、GBAからゲームを始めた世代としては驚きの連続です。
アクションの難易度は、現代のゲームと比べても高めに設定されており、ダンジョン以外での謎解きもヒントが少ないため、マップを歩き回ったり、ボスの攻略法を見つけるまでのトライ&エラーが実に熱く、いかにも時間泥棒な内容です。
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineにはどこでもセーブ機能と、現地点からプレイ内容を遡るやり直し機能が搭載されており、どうしてもクリアできないところはズルいとは思いますが、機能を使用して攻略しています。
あまり難しいゲームを経験してこなかったのもあるとは思いますが、やはり現代のアクションゲームと比べても難易度が高く、熱くなれば熱くなるほど、経験がものを言う内容かもしれないと、現役世代とはプレイに対する技術力も違ってきます。
少しのズルをしながらも、何とかダンジョンをクリアし、ストーリーを進め、マップを確認しながら進んできた世界が光の世界で、同じくらい広い闇の世界にたどり着いた時は、現役さながらにワクワクしてしまいました。
武器やアイテムは戦闘だけのものではなく、ダンジョンでもフィールドでも、様々な謎解きに使用されます。
このアイテムをどこで使うんだろうと悩むものもあり、最後まで進めたものの、結局使いどころがなかったもの、単純に武器としてのみだったものもあり、肩透かしもありますが、細部に遊び心を感じる内容でした。
これほど昔の作品となると、BGMも何処かしらの任天堂ソフトやCM、パロディ動画などで聞いた曲ばかりで、現役世代は懐かしく感じる作品を、逆にこれが原曲なのかと伝説に巡り合ったような感動を覚えました。
いかに古い作品と言えども、今のゲームと大差はなく楽しめ、熱中させることができるからこそ人気作品なのだと改めて感じました。
スーパーファミコン Nintendo Switch Onlineには今後も様々な人気作が追加されていくそうなので、一通りのクリアを目指して引き続きプレイしていきます。