ちょうど45回(すみだまつり)、50回(こどもまつり)と節目に当たる昨年の開催は新型コロナの影響で中止となりましたが、来年の秋は絶対行われることを見据えてぜひ我が街墨田区錦糸町、錦糸公園で毎年行われてきた“すみだまつり・こどもまつり”をご紹介します。
主催
墨田区と墨田区文化観光協会が共催しています。その他アサヒビールやイトーヨーカドー、ビューホテル、区内の私立学校(立志社)やスポーツクラブ(ボーリング場、ゴルフ練習場)など150以上の企業などが協賛しています。
概要
開催日時は毎年10月の最初の土日の10時から17時に錦糸町駅前の錦糸公園で開催されてきました。直近の令和元年の開催ではすみだまつり・こどもまつり合わせて、土曜日16万人、日曜日14万人の来場がありました。区民が中心のイベントではありますが特にしばりはなく自由に参加することができます。
歴史
すみだまつりは昭和51年にスタートした「環境まつり」が前身になります。昭和55年5回目の開催で主旨が区民の交流に広がり名称も「すみだまつり」になりました。こどもまつりは更に遡り昭和46年の「交通安全こどもの日のつどい」が前身で7回目の昭和52年に今の名称になりました。
参加型ステージ
錦糸公園内、園内総合体育館、駅前の商業施設の楽天地内に3か所のステージが設けられダンスや楽器の演奏など区民がパフォーマンスを発表する場が設けられます。野外と体育館で行われるアンパンマンとヒーローショーは毎年こどもまつりのイベントの目玉で多くの親子連れが訪れます。
模擬店と物産展
模擬店は一般的な祭りの的屋より安い価格で利用出来ます。かき氷や綿あめ、焼きそば、フランクフルトなどはもちろん、チャプチェやチヂミなど珍しい味も楽しめます。物産展は地元浅草や羽田空港、埼玉や茨城など関東甲信越の他、山形や福島からの出展もあり、広範囲の名産品が安価で手に入ります。
こどもあそびコーナー
親子連れはここをターゲットに訪れます。工作や体験のブースが設けられ幼児から小学生まで楽しむことが出来ます。
区内PRのコーナー
行政と区民を身近に繋げるブースが設けられています。住宅や介護などここだけで一度に様々な生活相談を無料で受けることが出来ます。警察や消防署は子供も参加出来るコーナーを用意しています。
こどもまつりの体験談
すみだまつり こどもまつり
ブラックとツーショット! pic.twitter.com/CivPzBcbGo— 向嶋言問姐さん公式サイト (@kototoine_san) October 6, 2019
こどもが幼児の頃は保育園で宣伝のチラシをもらって毎年参加していました。区立保育園だったのでイベントのスタッフとして来られている先生に会場で会うことが出来ました。子供たちはそれだけで大喜びでした。普段使わないボンドを使って工作にチャレンジした息子が手がベタベタくっついてパニックになり大泣きしたのは忘れられません。その後ちょうどヒーローショーの時間になり最前列で参加、最後には大喜びで握手していた笑顔その後模擬店で焼きそばとかかき氷とか友達と一緒にレジャーシートを敷いて食べたのは楽しい思い出です。
実は息子が中学生の時も親子で参加しています。野球のクラブチームで企画側のボランティアとしてです。野球グランドで輪投げやボール投げや的当てのお手伝いで、野球の練習を返上して朝から一日親子で頑張りました。夕方やりきって「疲れたぁ」といつもの練習後とは違った顔で漏らしていたのが昨日のことのようです。
まとめ
区民はもちろん偶然訪れた親子やカップルも少ないお金で気軽に楽しめる“すみだまつり・こどもまつり”のご紹介でした。公園と体育館全体をフル活用して企画される大規模なイベントで、区民はもちろんそうじゃなくても半径5キロ圏内に住んでいるなら一度は来てみることをおすすめします。「墨田区いいね!」と絶対感じてもらえると思います。大人なら100%、親子なら200%楽しめるに違いありません。