ドラゴンクエストⅦは人間の根幹に触れるようなゲーム

 

 

ゲームを全くしない私ですが、唯一やったことがあるゲームがこのドラゴンクエストⅦです。

 

私が小学生の頃にプレイステーションのソフトとして販売され、当時はDiscが2枚となっており、非常にクリアするまでに時間を要するゲームとして友人の間で話題となっていました。

 

大人になってからはまたゲームをしない日々が続いていましたがつい先日、スマホのアプリで1800円という値段で販売されているのを発見しすぐに購入しダウンロードしてしまいました。

 

このドラゴンクエストⅦの何がそんなに面白いのかと質問されることがあります。

 

確かにドラゴンクエストⅦはドラゴンクエストシリーズの中でも一番を争うほど人気のないものだと言われています。

 

しかし私にすればその反対でドラゴンクエストシリーズの中で一番おもしろいものだと思っています。

 

まずは何が面白いかというとそのストーリー性です。

 

いままでのドラゴンクエストでは物語の中心には必ず主人公やその仲間が住んでいる町や城で何か事件が起きてそこから世界を旅するというのが主流でした。

 

ドラゴンクエストⅦでは内容が異なり過去と現在の世界を世界中に散りばめられた石板がつないでいくというものでした。

 

世界中に散りばめられた石板を収集していく中で、行く先々の町で起きる事件や人間ドラマに触れていく事となります。

 

子供の頃には考えませんでしたが過去が現在を作り出すことを改めて実感することが出来るゲームで、例えば過去に大きな事件が発生した町で主人公がその町を救済したとしても未来では必ずしも幸せな明るい未来が待っているわけではなかったりします。

 

そして人間という生き物は運命が用意する試練の前では無力であり、それを無条件で受け入れて生きていかなければならないという事を改めて感じさせてくれます。

 

そしてもう一つ大切なこととして過去を変える重大さを教えてくれます。

 

人間が過去の世界にいき、過去の世界を変えるとその代償として現在に生きる人たちは何かを払わなければならなくなります。

 

例えばAさんとBさんが過去で親によって無理やり結婚させられるのを阻止したとする。

 

そうなると未来では、どちらかが死ぬなど何かが起きます。

 

運命は変えてはいけないという事なのかも知れません。

 

そして人間は運命によって生かされている生き物だという事を教えてくれたゲームの一つでした。

 

ドラゴンクエストのストーリーのいいところとしては、すべてのエンディングがハッピーエンドとは限らず悲しい終わり方をするというのもあります。

 

私はゲームの中で主人公がすべての問題を解決してハッピーエンドで終わるというのがすごく嫌いです。

 

その点、このドラゴンクエストではきれいごとだけではないという視点を入れているというのが私は素敵だと思います。

 

今の時代ではこんなゲームは少ないのかもしれません。

 

最後に、ゲームというと何かストレス発散や現実では決して行うことが出来ないことをすることが出来るというのが醍醐味として挙げられます。

 

そのために人を殺すゲームなどは若者を中心に人気があります。

 

しかし私は、ドラゴンクエストのようにもっと人間の根幹に触れるようなゲームをやってほしいと思います。

 

人間が生きるという事は奇跡といえる事の連続です。

 

今私が生きていることも奇跡の一つです。

 

でも、もしも私が生まれなければ世界はどうなっているのか。などという事を考えてみてもいいかもしれません。

 

そこでゲームが役に立つのだと思います、ゲームはただの娯楽ではなく、人生において大切な事を教えてくれるいい教科書だと私は思います。

 

今後もこのようなゲームが増えいってくれればうれしいと私は思います。