和歌山の夏といえば「ぶんだら祭り」

 

 

和歌山県って夏にどんなイベントがあるの?と聞かれれば、和歌山市民なら「ぶんだら祭り」と即答する程の和歌山県和歌山市の夏の風物詩となっております

 

私も和歌山市で生活すること40年以上。

 

これまで何度もぶんだら祭りに参加したり見物したりしてきました。

 

そこでぶんだら祭りがどういうものかご紹介していきますね。

 

紀州ぶんだら祭りの開催日や開催場所

 

 

まず正式名称は、「紀州おどり”ぶんだら節”」といいます。

 

私達地元民はぶんだら節って略してしまうんですけどね。

 

開催日は毎年8月の第一土曜日となっており、日ではなく曜日で決定しています。

 

ですので今年は8月3日でしたが、来年は日が違ったりするので注意してくださいね。

 

開催場所は和歌山城周辺です。

 

和歌山城の北東に和歌山市最大の繁華街となる「ぶらくり丁」というのがあるんですけど、そこの北通りと和歌山城の北側(和歌山市役所前の大通り)を歩行者天国で繋いで道路上でぶんだら祭りを行います。

 

ぶんだら祭りの由来は、「沖の暗いのに白帆が見える 紀の国みかん船」という歌で有名な紀伊国屋文左衛門からです。

 

江戸時代、江戸庶民にとって正月にミカンは欠かせないものでした。

 

しかし海は荒れていてミカンは江戸へ入ってこず、ミカンは高騰していました。

 

逆にミカンの産地である紀州ではミカンを出荷出来ず腐らせてしまうという状況。

 

そこで紀伊国屋文左衛門は腐る程の余った大量のミカンをタダ同然で買占め、死を覚悟した白装束を纏って海へ繰り出し、無事江戸へ到着。

 

そこを歌に詠まれたというわけです。

 

こうして大量のミカンを高値で売りさばき、その金で材木商を営んで江戸一の大金持ちになったんですよね。

 

ですでの和歌山県では紀伊国屋文左衛門は有名ですし、お酒の銘柄にもなっている。

 

こういう人物なのでぶんだら祭りのテーマとして扱われているというわけです。

 

ぶんだら祭りとはどういうものか

 

前置きが長くなりましたね。

 

ではぶんだら祭りがどういう祭りかというと、歩行者天国にしたぶらくち丁の北通りから和歌山城まで踊りながら歩くというもの。

 

もちろん無秩序ではなく、和歌山商工会の職員、地元銀行の職員達、和歌山中央卸売市場の職員や漁師さん、学校関係等、こういった団体毎に道路を歩きながら踊るというわけです。

 

もちろん飛び入りもありですし、どういう踊りか不安な方用に市役所でも踊り方のセミナーを開いたりしています。

 

ぶんだら祭りの参加団体数ですが、去年は59団体で約7400人が参加、観客動員数は15万人という規模のお祭りです。

 

この大人数が和歌山市の中心部であり最大の繁華街ぶらくち丁を練り歩くわけです。

 

その踊りっぷりを見物したり、道路沿いに出てる沢山の露店で食べ歩きをしたり。

 

とにかく賑やかなので、その場に居てるだけでも独特の開放感というか盛り上がりを感じる事が出来て楽しめます。

 

あとぶんだら祭りの楽しみは、結構知り合いが出てたりする点ですね。

 

参加者は約7400人といえど、学生や退職をした高齢を除けば和歌山市ってそれほど人数が多いわけではありません。

 

というか社会人の方なら職場の付き合いでぶんだら祭りへの参加をお願いされる事が多いので、お堅い職場(銀行や役所等)にお勤めの方は大体出てます。

 

実際私の知人も結構出てましたから。

 

まあ地元民じゃないと知り合いが出てる~的な楽しみはできないので、これは和歌山市民限定ですけどね。

 

まとめ

 

 

全体を通した感想ですが、とにかく凄い熱気と人ごみでした。

 

花火大会等なら色んな場所から花火を観覧出来ます。

 

でもぶんだら祭りってぶらくち丁北通りから市役所前に掛けての場所でしか開催されていません。

 

そして見物する為の穴場等はなく、現地へ行くしかありませんから。

 

狭い場所に15万人が集まる、しかも季節は8月上旬ですから本当に暑い。

 

しかしこの暑さが人々のテンションを上げてくれますし、私もその異様な興奮に巻き込まれてワクワク出来ました。

 

ぶんだら祭りはぶんだら節を踊る祭りですが、踊れなくても楽しめるお祭りです。