「これは経費で落ちません!」はこんな会社に勤めたいと思わせるあたたかさ

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NHKで今年の7月から9月まで放送された全10回の連続ドラマ「これは経費で落ちません!」は心温まる良質のドラマでした。

 

では、どんな魅力が詰まっていたのかを見ていきたいと思います。

 

主演の多部未華子さんが超はまり役

 

 

 

主人公の森若沙名子は貸借対照表のごとく、「何事にもイーブンに生きる」をモットーに、せっけんメーカーの経理部でまじめに働くアラサーの独身女性です。

 

このキャラクターのために女優になったのではないかと感じてしまうほど、主演の多部未華子さんがはまっていました。

 

落ち着いて仕事をするところも、後輩に優しいところもそうですが、森若さんを好きになる山田太陽にみせる乙女な表情が、見ている者をきゅんとさせるのです。

 

もちろん演技力のなせる業であったことは言うまでもありません。

 

このドラマの最大の魅力は主演が多部未華子さんだったことです。

 

経理部のメンバーが素晴らしい

 

経理部長である吹越満さんをはじめとして、森若さんのいる経理部のメンバーを演じる役者さんが素晴らしかったです。

 

この面々がキャラクターにぴったりの俳優陣で固められていたこと、さらに全員が演技力抜群であったことが奇跡的な温かい空気感を作ったのです。

 

ひょうひょうとしながら見るところは見ている部長、頼れる先輩である平山浩行さんも本当のサラリーマンに見えて良かったです。

 

そして、一押しのメンバーが後輩役である伊藤沙莉さんです。

 

彼女がいたからコメディータッチの面白い掛け合いもテンポが良かったですし、画面が明るくなったのです。

 

主役の多部未華子さんを引きたてながらも、伊藤さん自身が輝いていました。

 

このドラマに賞があるならば、最優秀助演賞は伊藤沙莉さんに決まりです。

 

スリリングな面があってドキドキ、あとでほんわか

 

不正の元となる人物を暴き出したりと、少しスリリングなストーリー展開のときがあるのですが、それもこのドラマのスパイスとなっていて見どころの一つです。

 

悪者が退治できたときには水戸黄門的なスカッとした気持ちにもなれます。

 

そして、不正を暴くことに一役買ってしまったことを、人間としてどうなのかと悩み涙する森若さんが印象的でした。

 

それをなぐさめる経理部のメンバーや、彼氏の山田太陽くんとのやりとりで心がほんわかするのもこのドラマの魅力です。

 

全話を通して見たのですが、こんな会社でこんな同僚と一緒に働きたいなと思わせてくれる素晴らしいドラマでした。

 

続編ができるかわかりませんが、ぜひまた森若さんに会いたい気持ちでいっぱいになるくらい、さまざまな魅力あふれる秀逸なドラマです。