【生態系】ラッコの生態系復帰、捕食動物の再導入がもたらす恩恵 カナダ研究


ラッコ(海獺、猟虎、Enhydra lutris)は、食肉目イタチ科ラッコ属に分類される哺乳類。現生種では本種のみでラッコ属を構成する。 北アメリカ大陸から千島列島の沿岸にかけて棲息。毛皮を採取するため乱獲され、日本では20世紀初頭にいったん絶滅した。北海道東部(道東)で1980年代から再び目撃さ
30キロバイト (3,769 語) - 2020年7月23日 (木) 10:35



(出典 i.ytimg.com)


ラッコは経済面で悪い所があれば良い所もあるのですね!
動物は大事にしないと!

1 ごまカンパチ ★ :2020/07/26(日) 16:57:24.37 ID:cVgApQjt9.net

https://news.yahoo.co.jp/articles/92fe526dcc1de08c1e64461d274ebe2e1c062e77
 1970年代にカナダの西海岸に再導入されて以来、貝やウニを大量に食べるラッコは地元漁師の悩みの種となってきた。
だが最新の研究によると、ラッコは経済的な面で損失よりも大きな恩恵をもたらしていることが分かった。

研究は、カナダのブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)とバンクーバーアイランド大学(Vancouver Island University)の研究チームが主導したもので、
米科学誌サイエンス(Science)に先ごろ掲載された。

19世紀の終わりごろ、北西太平洋に生息のラッコは、最高級の厚い毛皮への需要が原因で絶滅寸前まで狩られた。
ラッコの毛皮は動物界で最も厚く、凍えるほど冷たい海水から身を守るために役立つ。

ラッコの主食はカニ、二枚貝、ウニなどの無脊椎動物だ。
愛らしい見た目とは裏腹に、1日に自分の体重の4分の1に相当する餌を食べる。
そのため、ラッコの個体数が激減すると貝類漁業は急成長した。

だが、カナダ政府は1970年代にラッコの再導入することに決めた。
この決定は、同国の先住民団体ファーストネーションズ(First Nations)を含む地元住民には何の相談もないまま下された。
すると再導入されたラッコは、漁師らの主な収入源となる貝やウニをむさぼり始めた。これは当初、環境と経済の対立の典型例のように見えた。

だが今回発表された論文の執筆者によると、海の環境はそれほど単純ではないという。
ラッコが戻った結果、「栄養カスケード」として知られる間接的影響が生態系にもたらされたのだ。
それは、海底のコンブ類をむさぼり食うウニをラッコが餌とすることで起きた。
今や藻場の面積は20倍にまで拡大していると研究チームは指摘する。

コンブ類は、ニシンなどのさまざまな種類の魚を保護する生息環境を提供する。
これによって今度は地元漁師らが恩恵を受けることになるのだ。

それだけではない。コンブ類は二酸化炭素(CO2)を吸収することで、海洋の酸性化を抑え、大気中の温室効果ガスも低減させる。

■再導入による恩恵
経済面で最大規模の直接的恩恵は、観光産業を通じてもたらされている。
論文の共同執筆者の一人で、カナダの観光会社「アウター・ショアーズ・エクスペディションズ(Outer Shores Expeditions)」を経営するラッセル・マーケル(Russell Markel)氏は
「ラッコは極めてカリスマ性の高い動物種」と話す。
「観光客は野生のラッコが見れることをとても喜ぶ。そして重要なのは、その経験をするためにお金を投じることだ」

論文の執筆者らの推計では、ラッコが生息していることによって得られる金銭的利益は、貝類漁業にとっての損失の約7倍になるという。

バンクーバーアイランド大のジェーン・ワトソン(Jane Watson)教授は
「多くの場合、捕食動物を再導入すると物議を醸す。その主な理由は、捕食動物と人との間で起こる資源の競合だ」と説明する。

論文の主執筆者で、ブリティッシュコロンビア大のカイ・チャン(Kai Chan)氏は
「環境中の主要な一員の消滅によって(何かしらの)干渉を受けた生態系は世界各地に無数にある。
それはかつての姿の名残であり、ラッコが数十年間にわたりこの沿岸から姿を消していたのもその一つだ」と指摘した。


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