海堂尊原作!チームバチスタ4 螺鈿迷宮

 

 

少し前の作品になりますが、2008年に映画化・ドラマ化された「チーム・バチスタの栄光」が始まりの作品です。

 

2008年公開の映画ではメインキャストに竹内結子・阿部寛がキャスティングされ、医療ミステリーという刺激的でこれまでに見たことのない新たなジャンルの作品として注目を集めました。

 

舞台は大学病院、成功率100パーセントを誇るバチスタ手術チームのオペで術中死が3例立て続けに発生し、医師の田口と厚生労働省の職員白鳥が一連の術死の調査を行うというストーリーです。

 

興行収入が約16億円に達し、邦画としては大成功を収めたといっていいタイトルだと思います。

 

続くドラマシリーズでは主人公の田口が原作通りの男性に変更されつつも、原作・映画版とは違う結末を迎えるという触れ込みでこちらも高い視聴率を記録しました。

 

特にドラマ版バチスタは田口役の伊藤淳史・白鳥役の仲村トオルの「凸凹コンビ」の掛け合いがコミカルで高い人気を博しています。

 

その「チームバチスタの栄光」以降、関西テレビによりバチスタシリーズが立て続けに制作されたのですが、その四作目となるのが今回紹介したい「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」です。

 

舞台は東城医大を飛び出して地方病院碧翠院へ!

 

 

これまでのバチスタシリーズでは、東城医大で巻き起こる事件を田口と白鳥が調査するというストーリーでしたが、四作目の「螺鈿迷宮」では田口は病院長の命令で東城医大から碧翠院という地方病院へ派遣されることとなります。

 

碧翠院は桜宮一家による親族経営病院で、とりわけ終末期医療に力を入れていました。

 

新天地へ赴任した田口は碧翠院勤務初日になぜか皮膚科医としてそこで働く白鳥の姿を見かけます。

 

実は、厚労省の白鳥宛てに「碧翠院では医師による安楽死が行われている」という謎の怪文書が届いたため彼は調査のために碧翠院に潜入していました。

 

ストーリー中で、二人は院内の「螺鈿の部屋」と呼ばれる「絶対に患者が穏やかに死を迎える」看取り部屋を巡る謎や安楽死に関する疑惑等を調査していきます。

 

過去の事件や家族に絡む問題、そして安楽死が複雑に絡む重厚なストーリー!

 

 

本作の見どころは、なんといってもストーリーの複雑さ。

 

白鳥と田口は碧翠院で行われているという噂の安楽死に関して調査を進めていきますが、物語が進むにつれて同病院の放射線科医が溺死体で見つかる事件や、同病院の元スタッフが失踪するなどの不可解な事件が続きます。

 

その中で、更に病院経営者である桜宮家の長男が過去に事故死している事実などが浮かび上がり、すべてが安楽死疑惑の真相へと少しづつ絡まってゆきます。

 

病院経営者一族である桜宮ファミリーの固い絆の前に白鳥・田口の操作は難航しますが、それだけにミステリー要素の満足度は過去シリーズ随一。

 

続きが見たくてたまらなくなるストーリーになっています。

 

過去作のキャラクターも登場!

 

 

「チーム・バチスタの栄光」から西島秀俊演じる速水晃一人気に沸いた「ジェネラル・ルージュの凱旋」、安田顕の出演した「アリアドネの弾丸」と、過去三作の登場キャラクターが勢ぞろいするのも「螺鈿迷宮」の面白さの一つです。

 

二作目の「ジェネラル・ルージュの凱旋」のメインキャラクター速水晃一が登場した回はチーム・バチスタファンには嬉しいサプライズ回でした。

 

三作目の「アリアドネの弾丸」のメインキャラクター島津吾郎もストーリー中でちらほらと顔を見せていたのも、チーム・バチスタシリーズの世界観に深みを与えていてドラマにずっぽりはまり込むことができます。

 

せっかく長く続いているシリーズなので、一作目から続けて見ていくと四作目の「螺鈿迷宮」の頃にはすっかりこのシリーズの虜になってしまいます。

 

「ドラマだけでは終わらない!?映画版まで続くストーリー!」

 

 

実は、この「螺鈿迷宮」は2014年に公開された映画「チーム・バチスタFinal ケルベロスの肖像」にストーリーが続いていきます。

 

ドラマ「螺鈿迷宮」内ですべての謎は解決されて伏線を残すことなくすっきりとストーリー自体は終わるのですが、実は映画の「ケルベロスの肖像」には本作の登場人物と事件の概要が深く関わっていきます。

 

「螺鈿迷宮を見終わってバチスタシリーズが終わってしまった!」とバチスタロスになることはありません。

 

ドラマ版から映画まで続くバチスタワールドを楽しめて最高のシリーズでした。

 

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