地味ながら面白いと感じられる「レンタルなんもしない人」

私がこれまでに見てきたドラマの中では「レンタルなんもしない人」という作品が面白かったです。ストーリーとしては起伏があるような、劇的な展開を迎えるようなものではないのですが、地味にハマってしまいました。

何もしないということをサービスとして提供している主人公の姿が、非常に印象的だったと思います。また、単に面白かったというだけではなくて、働くということに関して改めて考えてみたくなるような部分もありました。

レンタルなんもしない人

 

「レンタルなんもしない人」はこれまでのドラマとは全く違う雰囲気

「レンタルなんもしない人」という作品は、主人公はとにかく無口なのです。このドラマでは、主人公が何もしないサービスを依頼者に提供する点が特徴的であるため、基本的にサービスの利用者に対して何かをすることはしません。会話に関しても最低限なので、セリフに関してはかなり限定的と言えます。

主人公がとにかく無口であり、存在感があまり感じられないところに特徴がある作品と言えるでしょう。したがって、従来のドラマとは全く違う感覚で見ることができるのではないか?と思いました。

通常のドラマはやはり主人公が最も目立つ存在であり、そこは揺るがないと思うのですが、この作品はそういう常識を覆しています。でも、存在感がないとしても面白いなと思えてしまうストーリーにちゃんとなっている点が良いなと思いました。

 

何もしないサービスにも需要が存在するという不思議

このドラマでは、主人公が何もしないというサービスを提供しているわけですけど、このサービスは需要がきちんと存在します。つまり、利用者がちゃんといるわけで、そこはドラマを見ている中で不思議な感覚になりました。何もしないことにも意外と価値があるんだ?そこを求めている人がいるんだ?と思えたのです。

実際、ドラマでは仕事でミスをした会社員が、会社に行きたくない状況に陥っていたため、主人公に付き添ってほしいと依頼をしているケースがありました。主人公はこの会社員の通勤に付き添うだけ、つまり一定の距離を単に一緒に歩くだけで、それ以外は何もしませんでしたけど、こういう部分でサービスの必要性を実感している人がちゃんといると感じられました。

このドラマを見ると、ビジネスのヒントになりそうな要素がいっぱい転がっているなと思えたのです。

 

利用者の心境は確実に変化している

このドラマにおいては、サービスを利用した人のその後についても多少触れられており、少なからず心境に変化が生じている状況が確認できます。主人公はこれといって何もしていないのですが、実際に利用した人はなんとなくその後前向きに生きているように見え、そこが印象的です。つまり、このサービスは利用者の支えに確実になっていると言え、世の中で必要な仕事と評価できるのではないか?と思いました。

従来では考えられないようなサービスですから、違和感を覚える人が多数いるのは理解できますけど、私はこういうサービスについて非常に好印象を抱いたと言えます。

この「レンタルなんもしない人」に関しては、モデルとなった人がいて、実在の人間がやっているサービスです。だから、実はサービス自体が現実に存在している状況なわけで、そこを踏まえて視聴すると、より楽しめるのではないか?と感じました。

 

まとめ

「レンタルなんもしない人」というドラマは、他の作品とは異なった特徴を大いに持っていると言えます。そこに魅力が感じられ、面白いと思える要素が詰まっていると思いました。

主人公が無口で存在感がなかったり、常識では考えられないサービスを提供していたりと、新鮮さしか感じられないような作品です。ストーリーそれ自体は1話完結のような感じで、毎回異なった状況を放送しており、劇的な展開を迎えることはほぼないため、ドキドキ感などは全く感じられません。

しかし、なんとなくハマってしまうような、そんな感覚を味わえる可能性があるドラマだと思うのです。

 

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