「悪魔のようなあいつ」(1975年)は「非日常」と「奇怪」「色気」が、ぎっちりつまったドラマです

 

 

私が好きな奇怪ドラマ、「悪魔ようなあいつ」(1975年)について書いていきたいと思います。

 

主演は沢田研二(ジュリー)!3億円事件の犯人役と豪華キャスティング!

 

ドラマ「悪魔のようなあいつ」は、沢田研二(ジュリー)が3億円事件の犯人役で出ております。

 

役名は「可門良」で、キャバレーでギターを弾き、コールボーイをして生計を立てている青年です。

 

この青年には親もおらず、孤児院育ちです。

 

身体障害者の妹を抱え日々頑張っているのですが、彼には誰にも言えない「秘密」があったのです。

 

そうです!

 

「3億円事件の犯人」という事、しかも本当の3億円事件が時効が迫っていた年のドラマなので、妙にリアリティがありました。

 

それを取り巻く人物達もイカしております!

 

兄貴分役に藤竜也さん、良に惚れている看護婦に篠ひろ子さん。

 

3億円を狙う荒木一郎さん、良と不倫関係にあるその妻に安田道代さん、良を追う刑事役に若山富三郎さん、怪しい中国人役に細川俊之さん、オカマヤクザに伊東四朗さん、その他には金田龍之介さんやら、尾崎紀世彦さん、那智わたるさん、悠木千帆(樹木希林)さん、等の豪華キャスティングなので見ごたえ十分です。

 

3億円事件とは?それを好演する沢田研二(ジュリー)!

 

 

先ず3億円事件について書いていきたいと思います。

 

3億円事件とは、1969年12月に東芝府中工場のボーナスを輸送中の現金輸送車が偽の白バイ警官に奪われたという事件です。

 

しかし、現金輸送車の運転手たちが、「警官だと信じ込んだ」のは無理がなかったのです。

 

それは銀行に脅迫状が届いており、「支店長の自宅を爆破する」という内容だったのです。

 

そして、停車命令を出した白バイ警官が言い放った言葉が、「おたくの支店長さんの自宅が何者かに爆破されました。この車にもダイナマイトが仕掛けられているかもしれないので、調べさせてください」という事で車を点検しだしたのです。

 

運転手やら行員たちも必死に探しましたが見つかりませんでした。

 

その時です。白バイ警官が「ダイナマイトだ!逃げろ!車から離れろ!」と叫びました。

 

逃げる一同。その隙をついて3億円の積んだ現金輸送車が奪われて、雨中に消え去ったのです。

 

この役を沢田研二(ジュリー)は、色っぽくこなしておりますし、このシーンも沢田研二(ジュリー)が好演しているので、とても魅力的なドラマです。

 

新聞の見出しの「雨中不敵な3分間」は有名な見出しです。

 

このドラマではこの3億円事件の時に、藤竜也が刑事だったのですが、沢田研二(ジュリー)を庇うために他の人物を誤認逮捕をして、責任を取って辞めております。

 

そこから沢田研二(ジュリー)を庇う事を決め、兄貴分として世話を焼いているのですが、沢田研二(ジュリー)はその藤竜也に対しても冷たいのです。

 

他の人物にも冷たいのですが、これが沢田研二(ジュリー)の魅力であり色気です。

 

そして、その魅力と色気に男も女も魅了され、翻弄されて、最期には数えきれない人の人間が死んでいくという、悲しくて奇怪なドラマなのです。

 

まとめ

 

最後にまとめとなりますが、ここまで奇怪なドラマは無いと思いますし、藤竜也と沢田研二(ジュリー)の色気が見れる最高なドラマだと思います。

 

沢田研二(ジュリー)を取り巻く、キャスト達の魅力やら色気、時としてウザさやドジっぽさ、アホさ加減などがあるからこそ、成立する奇怪なドラマなんだと思います。

 

そして何より、本物の3億円事件の時効と合わせてのドラマだったので、上記にも書きましたが妙にリアリティがありました。

 

監督の話によると、この監督の友達やらグループが警察から3億円事件の事情聴取をされているという事なので、余計にリアリティがあるかもしれませんね。

 

とにかく、「非日常」と「奇怪」「色気」が、ぎっちりつまったドラマですので、機会があればYouTubeかDVDを購入して見てみてください。

 

絶対にハマると思いますし、沢田研二(ジュリー)や藤竜也のファンになると思います。